自由が丘校レポート

自由が丘校 新人担任助手紹介 #佐藤花

こんにちは!自由が丘校担任助手の佐藤花(都立桜修館中等教育学校卒、横浜国立大学教育学部教育学専攻1年)です。


研究テーマは「いじめの深刻化を抑制する教育の在り方」です。

いじめの四構造から、傍観者の立ち位置にあたる層にどのような働きかけをして閉鎖的な空間の風通しを良くしていくのか、そして実効性のある教育をどう実現していくかを教育学の観点、小学校教員の立場から考えていきたいと思っています。

私は研究テーマが「いじめの深刻化の抑制」で、そのためにどの観点から解決に向けて行動していくかが自分の中で定まっていませんでした。

実際、文学、社会学、総合政策学など様々な観点から解決策を見つけ出したいと思い、入試でも一貫した学問で受験をしたわけではありません。

皆さんは何か気になっているテーマはありますか?

そのテーマについて、一つの観点でしか考えられないと思ってしまっていないでしょうか?

例えば私のいじめ研究について、よく周りから「なんで心理とかじゃなくて社会学なの?」とか「総合政策じゃなくて教育のほうがしっくりくる」など言われてきました。

いじめは学校の中で行われるイメージから学問が狭まってくるように感じますが、実際はそうではありません。

早稲田塾でディスカッションを重ねたり、自分でも様々な糸口から考察をした論文を何十本も読んだり、いじめの解決に向けて活動しているNPO法人にインタビューをしたりといった活動をしていくにつれて、いじめに限らず多くの問題は複合的な要因を持っており、一概に一つの分野から解決をしていくわけではないことに気づきました。

そういった価値観の変容の末に、最終的に自分が一番研究したいことの主軸は教育学(教育社会学)にあると判断しました。

やりたい研究内容を深め、将来進みたい道を切り開くきっかけになったのは総合型・学校推薦型選抜であることは間違いありません。

自分を見つめ、「遅い」と思わず気になったら新しいことに挑戦し、想像力と探究力を高めていったことが自分を大きく成長させたと思っていますし、一般入試としてただただ一生懸命勉強するだけでは身につかないことだと考えています。

自分の良さややりたいことに合わせて早稲田塾で確かな力を身に着けていったことが総合型選抜、学校推薦型選抜で合格を勝ち取れた一番の理由だとはっきり言えます。


探究や自分の書類を深めていくだけでなく、「スーパーハイレベル論文作法」で自分の知らない世界に触れ、執筆に慣れるだけでなく論理的で一貫した内容を書けるよう基礎から徹底して取り組んだことも大きな力になりました。

塾のカリキュラムで自分を大きく成長できたのはもちろん、受験終盤の辛い時期も塾の皆さんが何度も励ましの言葉をくださいました。

早稲田塾が第二の家であるかのような安心感と自分の居場所を感じることができたのは精神的にもかなり支えられました。

私も、今度は担任助手として塾生の皆さんを全力でサポートする立場に回ります。

皆さんがしたいこと、気になっていることを伸ばしていけるよう精進してまいりますので、宜しくお願いいたします。

早稲田塾自由が丘校の詳しい情報はコチラよりご覧いただけます!

また早稲田塾では最新の大学入試情報や早稲田塾のカリキュラムについてお伝えする説明会も実施中です 。お申し込みはコチラから。

個別の面談を希望される方はコチラよりお申込みください。

早稲田塾では現役合格した先輩のインタビューを紹介するYouTubeを始めました! 動画の閲覧はコチラから!