全校からのお知らせレポート

最新共通テストを読み解く!必要な力は?

2023年1月14日(土)、15日(日)、2023年度大学入学共通テストが行われました!
2020年度まで実施されていた大学入試センター試験と比べて、共通テストでは「思考力」「読解力」が問われるようになり、単なる知識の丸覚えでは太刀打ちできないような問題が増加しました。

たとえば、英語は文法や語彙の知識問題を廃止し、すべて読解問題に。
国語では、異なる分野の文章を融合させた複数題材が扱われ、それらの関連性を読み解く形式や、文学的文章だけでなく実用的な文章を使用した出題もありました。



日本史や世界史においては図表や資料の読み取り問題が増加。
どの教科においても、「思考力」「読解力」が高得点の鍵となっています。

そして、新学習指導要領のもと実施される2025年度からの共通テストでは、その傾向がさらに加速すると見られています。

文部科学省が発表した試作問題では、多くの科目で「探究活動」を想定した問題が出題されました。
たとえば英語では、「生徒が授業中にスマートフォンを使うことを認めるか否か」というテーマに対して、様々な立場を理解した上で、完成されたエッセイの穴埋めをするという形式の出題がありました。
どの立場の人がどんな意見を言っているのかを整理しながら、自分の立場や意見を強めるためには何に着目すれば説得力が上がるか、といった論理的思考力が求められています。

国語においても、様々な図やグラフを読み取らせることで、より実践的な「分析力」と「理解力」が試されています。
日本史、世界史においては、図表や文章の資料を読み解く問題がほとんどを占め、「考察力」が問われる形式に。

知識を土台にどのように思考を深め、探究やリサーチを進めるか、というプロセスを考えさせる傾向にあるようです。
また、倫理や数学の一部では、「多様性」や「グローバル化」といった社会テーマや時事問題を取り込む形で構成されていました。
教科書や授業で学ぶ事柄だけでなく、常日頃から新聞やニュースに触れ、こうした問題について主体的に考えているかどうかもカギを握るでしょう。


変化し続ける大学入試。どのように対策していけば良いか分からない方もいるかもしれませんが、大丈夫!

早稲田塾では、「進路発見指導」をベースに「大学で学びたいこと」を考え、研究テーマについてリサーチを深める過程では、共通テストで今求められている「探究力」が身につきます。

また、生徒同士の対話(メンタリング)を通して、自ら考え、目標に向かって主体的に行動する力を日頃から鍛えています。

早稲田塾は人間力を育み、社会で活躍する人財を育成する塾です。


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