池袋校レポート

【現高1・2生】模擬出願に向けてするべきこと&模擬出願の書き方のコツ

こんにちは!

池袋校担任助手の河野愛実(立教大学文学部二年、開智日本橋卒)です。

本日は塾生の冬の課題であり、目標である「模擬出願」のポイントをお教えします!


〖1〗志望理由書

現高2生は第一志望校の志望理由を1600-2000字で書いてもらいます。

文字数の多さに驚くかもしれません。

志望理由書は志望校へのラブレターとよく言いますが、最終的には2000字では愛を語り切れないくらい、志望大学を知り、語れるようにならなければなりません。そのため、どの大学であっても今回は文字数を1600-2000字としています。

・志望大学で何をしたいのか(大学で学ぶ目的、自身の研究テーマ)

・志望大学のどこが自分にとって魅力的なのか(なぜその大学を志望するのか)

大学調べが必須です。大学のパンフレットは皆さんにとっての「教科書」、HPなどもヒントになります。読み込みましょう!

・志望大学での学びを通して将来どんな事を成し遂げたいのか(将来のビジョン)

上記の3点は内容を構成する上で必須の項目です。

それに加え、なぜその視点(学問)で研究することにしたのかなぜその研究テーマにしたのか研究テーマに向けて自身で探究してきたこと、などを自分のマイストーリーと共に書いていくとより良いものになります。

大事なのは「あなたである必要性(オリジナリティ)」

なぜあなたがそのテーマを研究する必要があるのか、そもそも研究テーマや視点が唯一無二であるか、今一度考えてみましょう。


〖2〗探究をする

探究は総合型選抜で勝ち抜くために必ず必要になります。

探究とは、問い(研究テーマ)を立て、それについて自身で調べていくことです。その探究でもわからなかった専門的な知識を皆さんは大学に行って学んだり、研究したりします。つまり、志望理由書を書くためにも必要不可欠なのです。

では具体的に何をすればよいのか、ポイントを3つまとめました。

・本を読む

自分の研究テーマについての基礎知識を身に着けるために、まず本を読みましょう。

例えば、教育系のテーマである人は「教育学入門書」、心理系のテーマである人は「心理学入門書」のように調べ、自分の研究したい分野の基礎知識を身につけましょう。

入門書を2-3冊読み、自身の興味のある学問を理解することがとっても大切です。

学問を理解したら、さらに自分の研究テーマを既に調べている人(先行研究)がいないか調べてみましょう。

先行研究があれば、それを読む、なければ近いものから読んでみましょう。

・専門家のお話をきく

今はオンライン上でセミナーを行っていたり、大学主催のイベントで教授のお話を聞けたりする機会がたくさんあります。

自分の興味のある分野でそのようなイベントが行われていないか調べ、冬休みなどを利用して参加しましょう。

高3になると思っている以上に時間がありません。今だからできることをやりつくしましょう!

早稲田塾のプログラムである、「未来発見プログラム」でも本物に出会えます。

「未来発見プログラム」に登壇してくださる方は全員、そのプログラムの分野の「本物」です。名誉教授やアナウンサーの方まで幅広く本物に出会えます。

ぜひ利用してくださいね。

興味のある方はこちら

授業後には教授に質問をして自身の探究を深めていく塾生をよく見かけます。ここでの出会いも一期一会、早稲田塾のネットワークも利用して合格を目指しましょう!

・フィールドワークをしてみる

テーマを日本にしている人は特に、リアルな状況を知るためにも現地調査してみましょう。

一度自分の研究対象の現地を見ている、という経験は非常に大事です。

本を読んだり、ニュースで見たりしてみたけど、実際行ってみたら全然イメージと違ったということが本当にたくさんあります。

大学生になってからも、自分の研究対象の地域をくまなく調べても、実際行ってみて初めて気づくことが本当に多いです。

時間があるとき研究対象の地域に行き、観察したり、インタビューしてみたりして、アクションしましょう。

それがみなさんの「実績」となり、総合型で「武器」となります。


〈そもそもテーマが決まらない、興味のある分野が分からない塾生へ〉

私自身、何人もの塾生を見てきましたが、研究テーマはどんどん変わります。最初から決まっていて、最後までそのテーマである人はほとんどいません。

つまり、研究テーマはどんどん進化するものだということです。

最初に自分にとって一番身近なものから「問い」を立てて、それについて調べていくうちに答え(に近いもの)が見つかります。そこから生まれた新たな問い、もしくは調べていく中でつまらない、興味がわかないと感じたら全く新しい分野の問いをまた立てます。このようにしてどんどん進化し、本当に自分がやりたいことを見つけていきます。

なので、今は焦らず、今自分にとって最も気になる事柄はなんなのか、自分の身の回りに落ちている身近な「なぜ?」に目を向けて、忘れないようにメモをするところから始めましょう。

何個も「なぜ?」が出てきたら、その中から一番興味のあるものを調べてみましょう。

この第一歩が大事です。

担任助手たちも受験生のときに「研究テーマ」に苦戦してます。ですので困ったらいつでも相談してくださいね!


〖3〗挑戦する

模擬出願では任意で「THE FORUM」にエントリーすることができます!

これは早稲田塾主催の英語プレゼンテーション大会です。

英語は近年どの大学でも必要とされるスキルであり、アピールできる大きなポイントでもあります。

この大会に出場したこと自体が皆さんの「実績」となります。

ここで皆さんの武器を増やしましょう。

しかし、この大会にはエントリーした人全員が出れるわけではありません。

校舎で選抜があります。それが今回の模擬出願の任意課題である「3分間プレゼンテーション」です。

テーマは自身の経験や好きなこと、強みなど幅広いです!自分にとって最も語れることは何かを考え、それについて語る3分の動画を撮ってみましょう!

前回のTHE FORUM受賞者は早稲田塾の公式Xにも掲載されています。ぜひご覧ください。

早稲田塾公式Xはこちら


皆さんが現役合格に近づくための「模擬出願」です。必ず期限内に提出しましょう!

何を書けばよいかわからなくなったり、探究につまずいたりしたら、ぜひ相談してください!

一緒に考えていきましょう!焦らず、まずは今できる事を着実に進めて合格をつかみ取りましょう!


まだ入塾していない方へ

早稲田塾の総合型選抜への対策を一日で体験することができます!

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