全校からのお知らせレポート

【未来発見プログラム📚】~途上国開発援助レポート 第8講~

みなさん、こんにちは!

池袋校担任助手&途上国開発援助レポートTAの小林奈菜(慶應義塾大学総合政策学部1年)です!

本日はJICAバングラデシュ事務所長の市口 知英先生がご登壇してくださった途上国開発援助レポート第8講についてお伝えします!


まず、バングラデシュに対するJICA協力についてのお話がありました!

保健・医療の面では、乳幼児死亡率や妊産婦死亡率が劇的に改善したことを学びました。

南アジア内においても世界的にもバングラデシュの状況は好転し、若年層人口が多いことも鑑みると極めて可能性を秘めている国と言えますね!


また、外国籍企業が直面する4つの問題である、

①インフラ(電力・道路等)

②政府の許認可・税制

③良い人材の確保

④土地の確保

などの視点に基づいて、ビジネス環境改善に向けてもJICA協力を行っていると学びました。




JICA協力の中で特に印象的だったのは、交通面で挙げられていたダッカの都市鉄道についてです👀

日本の鉄道技術だけでなく、SuicaなどICカードを用いた料金徴収システムの導入や女性専用車両などの仕組みも採用されていることには驚きました!

交通渋滞が激しいバングラデシュにおいて、安心安全な都市鉄道は満員電車になるほど利用されているようです🚆


また、時間通りの運行を実現することで時間厳守の文化を浸透することにもつながっていたり、

女性にとって最も安全な交通手段として女性の社会進出促進にも貢献していることからは、途上国開発の重要性を感じました。


授業後は市口先生に対して質問が止まらず、受講している皆さんは積極的に学ぶことができていました✨

最終プレゼンに向けて、途上国開発の視点をさらに養っていきましょう!