自由が丘校レポート
【探究に行き詰っている塾生必見!】探究を進めるうえでのポイント3選!
公開日:2024年03月21日
こんにちは! 自由が丘校担任助手の稲垣寿紀(暁星高等学校卒・上智大学総合人間科学部社会学科1年)です。
いよいよ春休みですね!
この春休みを活用して、「4月21日(日)の模擬出願までに探究を進めたい!」という方も多いのではないでしょうか。
とは言っても、探究活動は一筋縄ではいかないもの。
大学で研究したい問いを見つけるのは簡単ではありません。
「ずっと頑張ってるのに行き詰っててもう無理!」みたいな方も絶対いると思います(実際私がそのパターンでした)。
そこで今回は「探究をすすめるうえでのアドバイス」を3つ、お伝えします!
①問いと仮説を立てる
論文や本を読む前に、自分なりの問いと仮説を立てましょう。
問いや仮説を立てることで自分の調べたいことが明確になり、より効率的に探究を進められます。
「なぜ?」「なにが?」「どのように?」などに着目しながらドンドン探究を深堀っていきましょう!
例)「男女の未婚化が人口減少の理由なら、それはなぜ起きているのか」「何が男女の未婚化を促進しているのか」「現状、男女の未婚化はどのような層(例えば年収別)で顕著なのか」
また、仮説を立てるのは新しいアイデアを生み出すうえで有効です。
例)「○○の毒は△△病の治療に役立つのではないか」「○○という社会現象の要因は、実は××ではないか」
②なんでも書き出す
アイデア出しであれ論文のリサーチ中であれ、紙に書きだすことは非常に重要です。
過去に、「頭のなかでずっと探究のことを考えてたけど、同じことばかりがグルグルしていて、そのまま時間を無駄にしてしまった」「ずっと論文を読み漁っていたはずなのに、結局何がわかったのかがわからない」みたいな後悔をしたことはありませんか?
よほど優秀でない限り、思考は書かないとまとまりません。
なので、問いやアイデアを出すときはマインドマップ(いわば連想ゲーム)を書くこと、探究を整理したいときは読んだ論文を3行くらいで要約してノートに書き、そこからまた仮説や問いを立てることなど、ぜひ書くことを実践してみてください!
↑塾生時代に書いていた探究のマインドマップ。論文で知ったことや思いつきなどを連想し、何か組み合わせられるものはないかを探すためのもの。情報の整理にも使えます。
③とにかくインプットする
問いや仮説が立てられない要因の1つに、「インプット(知識量)が足りない」ことがあげられます。
「もう何も思いつかん!」という時は、自分の探究している分野やその周辺分野、自分のテーマとつながりそうな分野の論文や本をとにかく読み漁るのも有効です。
点と点がつながったかのように探究が一気に進むこともありますよ!
あとオススメなのが、図書館の本棚を眺めてみて興味のわいた本を読んでみること。
思わぬところで自分の探究の鍵となる本が見つかるので、ぜひやってみてください!
以上、探究を進める上でのアドバイスでした!
春は受験の天王山ですので、ぜひ充実した春休みを過ごしてください!
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