「好き！」や「なぜ？」が、世界とつながる― 探究活動を深めるテーマの見つけ方

町田校 担任助手の齋藤 玲です（早稲田塾第45期生、青山学院大学地球社会共生学部２年）。今回は、探究テーマの見つけ方について現役大学生の視点からご紹介します。

AO入試に向けた探究活動のすすめ――探究テーマの見つけ方、磨き方

総合型・学校推薦型選抜では、学力試験だけでは測れない「主体性」「探究心」「課題解決力」などが重視されます。特に注目されるのが高校時代の探究活動です。自分で課題を設定し、仮説を立て、調査・考察を通じて答えを見つけていくこの活動は、大学の学びにも直結する大切な経験になります。

では、探究活動をより価値のあるものにするには、どのようにテーマを見つければよいのでしょうか？

ポイントは、「自分の興味や疑問に正直になること」です。日常の中でふと感じた違和感、ニュースを見て抱いた疑問、好きなことへのこだわり――そうした小さな気づきが、大きな探究の第一歩になります。

たとえば、「なぜSNSで人間関係がぎくしゃくするのか？」という問いから心理学や情報モラルに広げることもできますし、「どうして満員電車はなくならないのか？」という視点から社会課題や都市政策への関心を深めることもできます。正解が一つではないテーマほど、自分だけの視点が光ります。

そして、探究活動は決して一人きりでがんばるものではありません。先生、友達、地域の大人、外部の専門家などと関わりながら、自分の問いを育てていくことで、学びが深まっていきます。たとえ途中で悩んだり迷ったりしても、その過程こそがあなたの成長の証です。

あなたの「なぜ？」を大切にしてください。

そんなあなたの「なぜ？」を自分の探究につなげていくのが、日常で塾生が取り組んでいる「SDGｓ探究学習プログラム」。

そして、夏期授業で開講される「ポートフォリオデザイン講座」。

これらの講座を通して、「９月模擬出願」にむけて、探究を形にしていきましょう！！

どんなに小さな問いでも、真剣に向き合えば、それは立派な探究になります。きっと大学も、あなた自身の言葉と挑戦を見てくれるはずです。自分を信じて、一歩踏み出してみてください。応援しています！

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