全校からのお知らせレポート

【DAY 7】FASID 国際開発プログラム

こんにちは!

早稲田塾四谷校担任助手のマドレン蘭奈(上智大学文学部新聞学科3年・聖心女子学院高等科卒)と町田校担任助手の野間口紗英(上智大学外国語学部イスパニア語学科2年・桐光学園高校卒)です。

FASID (国際開発機構) 理事長の杉下恒夫先生をお招きした未来発見プログラム「FASID 国際開発プログラム」7日目

の様子をレポートします!


今回は杉下先生のご講義がメインでした。

「世界の開発協力の危機? 二次トランプ政権の政策」と題して、第二次トランプ政権が行っている政策とそれが世界に与える影響、

そして開発協力に強い影響を及ぼす政策についてお話を伺いました。

特別政府職員として任命されている実業家のイーロン・マスク氏の指摘で、米国国際援助庁(USAID)を管轄する国務省は対外支援事業の83%(5200件)を廃止し、残りの1000事業を国務署管理にすることを発表しました。

アメリカが世界のOECD加盟国のODA総額の30%を占めているため、なかなかシビアな政策に思えますが、杉下先生の講義を伺い、トランプ氏側にも理由や背景があることを勉強しました。

どのような問題でも、それぞれの立場で物の見方は異なってくるため、多角的な視野を持ち、相手の立場に立って考えることの重要性を感じられたはずです。

ここまで詳しい内容は学校では学ぶことがないため、塾生たちは終始興味深そうにメモを取っていました🖋



会の後半は、最終回のプレゼンテーションに向けた準備を進めました!

回数を重ねるごとにグループ内での議論が活発になっており、最終回のプレゼンテーションはどのような内容に仕上がるのか、完成が楽しみです✨

この講義を通して学んだことを生かして「国際問題を解決するNGO」を考えていきましょう!

いよいよ、来週の第8回講義がFASID国際開発プログラムの最終講義になる予定です。

最後まで、杉下先生から国際協力の基礎について学び、これからの国際人に欠かせない多角的・多面的思考法を身に付けましょう!


未来発見プログラムは「日本を牽引する未来のリーダーを育てる」ための早稲田塾オリジナルのプログラムです。

分野の第一線でご活躍されている大学教授や有識者の方を講師にお招きし、テーマを多面的に深めることで、知識やプレゼンテーション力の修得はもちろん、真の進路発見にも繋がるカリキュラムになっています。

この記事をご覧になってご興味を持ってくださった方は、ぜひ早稲田塾の未来発見にたくさん参加して充実した高校生活を過ごし、今後の可能性をさらに大きく広げていきましょう!