横浜校レポート
【オノマトペ解体新書】#02 あそぶんがくぶの逆襲①
公開日:2022年06月27日
皆さんこんにちは!慶應義塾大学文学部1年の藪優果(やぶゆうか)です。
太陽がジリジリと照りつける猛暑のような日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は、毎日ぴちぴち ちゃぷちゃぷ ランランランと雨の音を楽しんでいたのに、急に夏に放り込まれて右往左往しています。
さて、本日は「あそぶんがくぶの逆襲」と題しまして、文学部って実際何やるの?との疑問に、2回にわたって答えていこうと思います!
文学部のテーマはずばり、「ことばを介して世界を見つめる」です。
このままでは抽象的でわかりにくいと思うので、今回のワセダネでは実際の授業を紹介しようと思います。
・総合教育セミナー
骨から人間の歴史に思いをはせたり、バスク語文学を読んだりとクセの強い授業が開講されています。その中でも私が受講しているのは、3つの本(絵本・短編集・詩集)を題材に、それぞれの作品のつながりを考えながら、自分や他者の思いを言語化する試みを行う物語セミナー!
直近の授業では、班に分かれて好きなところへ校外学習に行き、その成果を文芸作品に起こす試みを行いました!私は江の島を題材にしたテレビ番組を作りましたが、他にも小説や短歌を書いてみたり、曲を作ってみたり...と各自個性が光っていました。
3つの本はもちろん、ことばを使って書かれた各自の作品を鑑賞しながら、自由に発想を飛ばして思索の森へ入っていく、濃すぎる90分間を過ごしています。
・人文科学特論
慶應文では2年生で専攻領域を決めますが、それに向けてより専門的に学んでいくのがこの特論の授業!その中でも、国文学特論を紹介しようと思います。
国文学とは読んで字の通り国の文学、つまり日本の文学について学びます。ただ、高校の古文や現代文の授業とは一味違う!
『吾輩は猫である』や『東海道中膝栗毛』の笑い所はどこなのかを真剣に考えていきます(笑) このように、昔の人々が楽しんでいたことばを通して、当時の文化や社会などを考えていきます。
さて、今回は文学部の実際の授業を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?文学部の雰囲気を感じていただけたでしょうか!
この他にも、濃すぎる授業がたくさん開講されているので、勉強の息抜きなどにシラバスを覗いてみてくださいね~!
さて、来月は!あそぶんがくぶの逆襲第二弾!なぜ文学部で学ぶのか?編をお届けします。お楽しみに!
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