四谷校レポート
【帰国報告】一年間のオランダ交換留学から帰ってきました! 四谷校担任助手―神崎麗衣
公開日:2022年07月06日
こんにちは。
四谷校担任助手の神崎麗衣(広尾学園高等学校卒、一橋大学社会学部四年)です。
先日、一年間の交換留学から帰ってきました。本日は、改めて自己紹介と留学での経験について綴っていきます。
●高校時代
高校時代は、勉強とクラシックバレエに励んでいました。
そして高校二年次に未来発見プログラムの異文化交流プログラムに参加して以来、ジェンダーやダイバーシティに関心を抱きました。
書籍やシンポジウムを通じて学んだり、担任助手や授業を通して話を進めたりするなかで、「人がなぜ属性というラベルで判断されるのか」、という疑問、そして「そもそもなぜ人は人を排除するのか」、「差別が存在するのか」、という問いを持つに至りました。
大学では「差別」について多角的に学びたいと考え、社会学、倫理学、歴史学、政治学など幅広い学びが出来ることに惹かれ一橋大学社会学部を志望し、推薦入試で受験しました。
●一橋大学社会学部での学び
一橋大学では、社会学を中心に倫理学、歴史学、政治学といった幅広い授業を履修してきました。
二年次からはグローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)に参加し、帰国生や留学生とともに日本語だけではなく英語での議論やペーパーの執筆に励んできました。
大学での学びが与えてくれたのは、決して知識だけではなく、刺激を与え励ましあうことができる友人、学問に向き合う姿勢など様々ありました。
現在は、入学当初持っていた研究テーマを深め、エスニック・マイノリティのアイデンティティをテーマに卒業論文研究に取り組んでいます。
●オランダ交換留学
三年夏から四年夏にかけて交換留学で、オランダのマーストリヒト大学人文社会科学院に留学に行っていました。
留学先では、最初の学期はジェンダーとダイバーシティ研究を、次の学期はアートとカルチャーについて勉強していました。
留学先の授業は、学生たちが事前に論文を読みチュートリアルでの議論を通して学びを深めていくPBLという方法で行われました。最初は自分の実力不足を感じることがありましたが、徐々に慣れていき留学生活の充実にもつながっていきました。理論や概念理解を大切にする大学であったため、一橋大学にいた時以上に、理論や概念を用いて分析をすすめていく姿勢が身についたと思います。ジェンダーとダイバーシティ研究では、バックグラウンドの多様な学生たちと議論する面白さを見出し、アートとカルチャーでは、留学生たちとプロジェクトをアイディアを出し合いながら推進していくことに奮闘していました。
生活面でも、現地学生はもちろん世界中から集まる学生たちとの出会い、一緒に議論したり出かけたりした時間は貴重でした。自分自身の柔軟性が広がり、より物事に対してオープンな姿勢を持つように価値観・考え方も変化したと感じています。
●みなさんへ
やりたいことに取り組んでいたら気が付けば大学四年生になってしまいましたが、初心を忘れずに塾生のみなさんの進路発見に貢献していけたらと考えています。
私自身高校時代、自分が何をやりたいか分からず悩んだ時期もありましたし、一般入試と推薦入試の両立に悩んだ時期もありました。
高校生で自分の将来にむけた決断をすることは決して簡単なことではないと思いますので、ぜひ私たち担任助手、スタッフに相談してください!
研究テーマのことでも、試験勉強のことでもなんでも聞いてくれると嬉しいです。
よろしくお願いします!
総合型・学校推薦型(AO・推薦入試)オンライン説明会はこちら
まず体験したい方はこちら
早稲田塾四谷校の詳しい情報はこちら
お問い合わせは、早稲田塾四谷校 フリーダイヤル 0120-528-205