町田校レポート

担任助手の研究テーマ図鑑 No.5:丹羽蓮一郎 <武蔵野美術大学映像学科>

みなさん、こんにちは!

町田校担任助手の丹羽蓮一郎です(武蔵野美術大学造形構想学部映像学科1年・シュタイナー学園高等部卒)。

今回は、私の高校時代から現在にかけての探究活動を中心に、研究テーマについてお話しします。


研究テーマ:「地域の魅力を活かした空間演出による地域活性」


【テーマ選定理由】

私は幼少期から空間を活用したものづくりに没頭しており、高校では専門分野の部活を立ち上げるほど、空間演出の分野に興味があります。

はじめは秘密基地などの対象が自分自身、高校では、地域社会との結びつきを意識しながら、対象がコミュニティ全体や社会に向けた活動を行っていました。

その中で、地域に目を向けると、そこには地域衰退が進んでおり、エンターテイメントと現実の壁を感じました。そこで、大きく社会貢献を目的として、人々を感動させ、そして空間が魅力的にデザインできる空間演出を、地域の特性に密着させデザインを行うことで、新たな地域の魅力発見と共有・発信に繋がり、地域活性に貢献することができると仮説を立て、この研究テーマに至りました。


【高校時代の活動】

高校1年生で立ち上げた部活動での活動を中心に、地域と密着した活動を行っていました。

その中で大きな活動として、地域交流イベントの企画があります。地元の地域で20年前までは存在していたお祭りが、地域衰退によって新しい試みがない限り継続できない状況にあり、地域のNPO法人や、地元企業、自治会や行政にヒアリング調査を行い、1年間毎週のように自治会や地域で活動されている方々と打ち合わせを重ね、20年ぶりとなる地域交流イベントの実現に漕ぎ着けることができました。

この他にも、専門学校と共同連携を行い、豊島区での公共空間(プレイスメイキング)実験の構想をしたり、横浜市とのプロジェクションマッピング共同連携構想など、地域だけでなく社会と結びつけた活動を行っており、塾生時代は、探究活動に力を入れ、広く建築分野である公共空間や空間デザインの研究を行っていました。


【現在(大学生)の活動】

現在、大学では映像制作やインタラクティブメディアアート、空間演出など、幅広いメディアやデザイン領域を学び、これらの可能性について考えながら活動を行っています。

高校時代の探究活動を引き継ぎ、現在でも地元地域と密接に関わり合いながら様々なプロジェクトを行っており、行政や企業との共同プロジェクトなど、産学連携を意識した活動も行っています。


【最後に】

自分の好きなことが見つからない、研究テーマが定まらない人は、まず自分の今までの過去で楽しかったことや感動した出来事を思い出してみてください。

思わぬことに興味があったかもしれないし、無意識的に毎日行っていることかもしれません。誰もが、活動を始める最初は先が見えずに不安になると思いまずが、「とりあえず、やってみる」ことをしないと、次のアクションに繋がらないので、迷っていれば多少気が乗らなかったとしても継続してみて、そこで別の対象に絞るのか、このまま続けるのかといった、やってみないと分からない選択が出てくると思います。

是非ずっと挑戦し続けてみてください。一緒に頑張って行きましょう!


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