新宿校レポート

早稲田塾新宿校にて「竹中平蔵 世界塾」夏期講習を実施しました(ダイジェスト版)

みなさん、こんにちは。早稲田塾で「竹中平蔵 世界塾」を担当している有田忠史(早稲田塾新宿校校舎長)です。夏の早稲田塾新宿校は、「竹中平蔵 世界塾」祭り。8/1〜3に「竹中平蔵 世界塾」夏期講習が、そして8/5〜9には「竹中平蔵 世界塾」サマースクールが、新宿校を舞台に行われました。今日はそのレポートの第一弾。「竹中平蔵 世界塾」夏期講習の模様をお伝えします。


【Day 1】

第12期「竹中平蔵 世界塾」の夏期講習が今日から始まりました。この三日間で、竹中先生の特別講義、伊東先生により英語セッション、さらに最終日には英語でのグループプレゼンテーションを行なっていきます。


今日と明日の講義の内容は日本経済史。今日は大和朝廷から明治維新直前までを一気に駆け抜けました。「海外からのプレッシャー、歴史のヒーロー、経済の変化を抑えて時代を見ると面白い」と語る竹中先生。歴史が生き生きとした物語としてよみがえり、早稲田塾新宿校221教室が魅力的な学びの場と化します。


塾生たちは、単に歴史の事実を学ぶだけでなく、それが現代社会にどのように影響を与えているかを学んでいきます。


講義は常にアクティブ・ラーニング形式。塾生たちも熱心に質問します。自分の頭で考え論理的に考えていく、マイストーリーを紡ぐ力を鍛えていきます。


2時間にわたる竹中先生の講義の後は、伊東先生による英語のセッションが続きます。昨日行なった英語での個人プレゼンテーションを材料に、自分の英語での発信力を鍛えていきます。グローバルな舞台に出た時に通用する英語力を身につけていきます。


そして、英語のレクチャーの後は明後日のグループプレゼンテーションに向けたワークの時間。三日間で「日本経済を立ち直らせるためにあなたはどのような提案をしますか?」という問いに対する英語のプレゼンテーションを作成します。これまでの世界塾での学びを総動員し、プレゼンテーションに向かいます。


プログラムの終了時間を超えてプレゼンテーション準備を続けた塾生たち。帰りもチームごとに仲良く帰宅です。


【Day 2】

第12期「竹中平蔵 世界塾」の夏期講習二日目です。「竹中平蔵 世界塾」の夏期講習では、竹中先生の特別講義、伊東先生により英語セッション、さらに最終日には英語でのグループプレゼンテーションを行なっていきます。


今日の「竹中平蔵 世界塾」は、特別ゲストと共にスタート。二年前まで世界塾でTAを担当していた、大貫さんにお越しいただきました!早稲田塾で担任助手を4年間勤め、慶應義塾大学SFCを卒業後、現在ビジネスの現場で活躍している大貫さん。「世界塾は振り返ってみると一回一回が本当に貴重な機会。感謝の気持ちを持ちながら、インプット、アウトプットと共に問題を一般化して、自分で応用できるようにしてみて。」先輩の語りに、塾生たちも新たな学びの視点を得ていきます。


先輩と塾生たちのセッションが続きます。早稲田塾の期の伝承、絆の形成が見られました。

さらに、竹中先生による日本経済史のレクチャーが続きます。


今日は明治維新からバブル崩壊まで。高橋是清や後藤新平など、日本の歴史と、その歴史を作り上げて行ったそれぞれの時代の人物たちの姿が語られていきます。アニマルスピリットをもち、今度はみなさんが日本の未来を作っていく当事者になってほしい、というメッセージが投げかけられます。


熱のこもったレクチャーに前のめりになる塾生たち。


後半の英語のセッションでは、一人一人が教室の前に出て英語での暗唱を行いました。英語力を向上だけでなく、異なる背景を持つ人々とのコミュニケーション能力を育てていきます。


伊東先生からのフィードバックが続きます。

明日はいよいよ、世界塾前期の最終プレゼンテーションです。今日も、多くの塾生が早稲田塾新宿校に夜遅くまで残り、明日のプレゼンテーションの準備をしていました。


前期世界塾の集大成を、明日しっかりと披露してください!

【Day 3】

第12期「竹中平蔵 世界塾」の夏期講習三日目、今日はいよいよ前期世界塾の最終プレゼンテーションです。「日本の経済をたて直すために、あなたはどのような提案をしますか?」というテーマのもと、三日間という短い時間でつくった英語のグループプレゼンテーションを発表していきます。


プレゼンテーション直前まで、内容を練り上げる塾生たち。早稲田塾新宿校の221教室が熱意と緊張感にあふれます。


プログラムの最初は、竹中平蔵教授の特別講義から。この三日間とり扱ってきた日本経済史の最終パートです。バブルからバブル崩壊以降の日本の経済史を、竹中先生が解説していきます。


そして、いよいよチームプレゼンテーションが始まります。日本の移民政策について発表したチームA。連日、夜遅くまで準備をがんばりました。

日本においてドローン産業が持つ可能性について発表したチームB。チームメンバーそれぞれの探究テーマをかけ合わせた発表でした。


日本の経済問題を正面から論じたチームC。これまでの世界塾の学びを生かそうとする姿勢が印象的でした。


マイナンバーカードの可能性について発表したチームD。データを元に説得的に議論を展開していました。


これまで世界塾生たちは、社会の何が問題なのかを発見し、データを集め、説得的に議論していくことを学んでいきました。わずか三日間でここまでの英語のプレゼンテーションを完成させることができたのも、その力が身についたからこそ。プレゼンテーションの後には、先生方からのフィードバックが続きます。プレゼンテーションの良かった点、改善点が的確に指摘されていきます。


竹中先生からは40分程度の時間をかけて、グループそれぞれに対する丁寧なフィードバックが返されました。


プレゼンテーションの内容を元に、議論が展開されます。自分たちが必死で考えたプレゼンテーションの、どの部分の洞察が弱かったのかが明らかにされていきます。正解のない世界の中で、自分の頭で徹底的に考え抜き、マイストーリーを立てていく力が、こういった議論の中で養われていきます。

第12期「竹中平蔵 世界塾」の前期授業が今日で終了しました。9月からは後期授業がスタートします。後期からの参加も可能なので、塾生の皆さんのチャレンジをお待ちしています。世界塾生、引き続き2023年を駆け抜けましょう!


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