新宿校レポート

早稲田塾新宿校にて「竹中平蔵 世界塾」サマースクールを実施しました(ダイジェスト版)

みなさん、こんにちは。早稲田塾で「竹中平蔵 世界塾」を担当している有田忠史(早稲田塾新宿校校舎長)です。夏の早稲田塾新宿校は、「竹中平蔵 世界塾」祭り。8/1〜3に「竹中平蔵 世界塾」夏期講習が、そして8/5〜9には「竹中平蔵 世界塾」サマースクールが、新宿校を舞台に行われました。今日はそのレポートの第二弾。「竹中平蔵 世界塾」サマースクールの模様をお伝えします。

【Day 1】

今日から、待ちに待った「竹中平蔵 世界塾 サマースクール "ChatGPT時代のGlobal Leadership Program in Tokyo"」が始まりました。合宿も交えながら行う五日間の特別プログラム。世界でいま何が起きているのか?その中で自分たちがどんな未来を描いていくのか?約30名の高校生たちが、竹中平蔵教授をはじめとするグローバルパーソンから学び、国境を超えた仲間と議論する中で自分たちの可能性を広げていきます。

竹中平蔵教授特別講義

早速、竹中平蔵 慶應義塾大学名誉教授の講義からスタートします。「川を登り、海を渡れ。時代をさかのぼり、海外を見よう。その中で、いかに自分の頭で論理的に考えを展開していくか、つまりマイストーリーを描けるかが大変に重要である。そうやって、自分の人生をプロデュースしていきましょう。」竹中先生のメッセージが飛びます。


世界塾の授業はすべてアクティブラーニング。今日、初めて集った塾生たちからもどんどん質問が投げかけられます。


竹中教授と塾生とのセッションは、時間を延長して続きました。


今年で12年目を迎える「竹中平蔵 世界塾」のサマースクール。本プログラムでは、竹中教授の特別講義に加え、竹中教授とのディナーセッション、香港の高校生・大学生とのオンラインセッション、グローバルパーソン講和、AIの専門家による生成系AIの講義、東京証券取引所へのフィールドワーク、美術館見学、そして最終日には英語でのプレゼンテーションが続きます。明日からはこのような濃密な時間を、赤坂のホテルに泊まりながら、早稲田塾新宿校をメインステージとして合宿形式で送っていきます。

MISSION STATEMENT作成

竹中教授の講義の後は、チームごとに分かれ、チームとしてのミッションステートメントを立てました。早速チームになっていく塾生たち。


明日は朝9時半よりプログラムが開始されます。暑い日が続きますが、体調には気をつけて、同時に自分の可能性を大いに信じてチャレンジを続けていきましょう。多くの先輩方がそうであったように、この5日間で皆さんの未来は大きく変わるはず。そのチャンスを自分のものにするかどうかは皆さんの行動次第です。毎日の課題として出されるレポートもしっかりと書きましょう。この貴重な学びのそれぞれを言語化し、後で見返せるようにしておいてください。明日からもがんばりましょう!

【Day 2】

「竹中平蔵 世界塾 サマースクール "ChatGPT時代のGlobal Leadership Program in Tokyo"」、二日目です。今日から、赤坂での合宿がスタートします。早稲田塾新宿校と赤坂のホテルを舞台に、24時間丸ごとを学びとするプログラムの本格始動です。

合宿のスタート

スーツケースを持って校舎に集まる塾生たち。


英語レクチャー&香港の高校生とのオンラインディスカッション

午前中は、香港の高校生との英語でのオンラインセッションを実施しました。「変化する世の中を良くするために、あなたはどんな提案をするか?」というテーマの最終プレゼンテーションに向けたブレインストーミングを進めていきます。異なる背景を持つ高校生たちが英語を通してコミュニケーションをとり、お互いの文化や価値観を共有し合いました。


ランチタイム

香港の高校生とのディスカッションの後は、ランチタイム。午後に向けて英気を養います。


パソナグループ 青田先生特別講義

午後からは、パソナグループの青田先生によるグローバルパーソン講和が続きます。世界中の人財を見てきた青田先生のエネルギー溢れる講義に、塾生たちも大きな刺激を受けます。「グローバルな舞台でビジネスを展開していくために何が必要なのか?」を知る中で、塾生たちもこれまでの自分自身の甘さに気づいていきます。


世界で勝ち抜くためのリアルが語られていきます。


竹中平蔵教授特別講義

青田先生の講義の後は、竹中教授による講義が続きます。1989年のベルリンの壁の崩壊によりそれまでのマーケットが二倍になり、1990年にはインターネットが日本に導入、1995年のWindows 95を経て、2008年には日本でiPhoneが発売される。2011年頃からドイツでインダストリー4.0が唱えられるようになり、そしていまChatGPTが生まれた。この30年程度のテクノロジーの発展を中心とした急激な変化が語られていきます。


この激動の世界の中で、自分たちは一体にどう自分の人生をプロデュースしていくのでしょうか?


プレゼンテーションに向けたグループワーク

先生方の講義の後は、最終プレゼンテーションの準備時間。チームごとに話し合い、議論を深めていきます。各チーム、これまでのセッションを踏まえて知恵を掛け合わせていきます。


ホテルでの夕食

夕方からはホテルに移動します。朝の9:30からずっと頭を使ってきました。みんなで仲良く夕食です。チーム力が一気に高まります。


夜中の自主学習

夕食の後もプログラムは続きます。ホテルのレストランを貸していただき、夜遅くまでプレゼン準備を自主的に続けるチームもいました。


プログラムはまだ二日目。明日はAIの専門家による特別講義、香港の大学生とのディスカッション、竹中教授による特別講義、さらに竹中教授とのディナーセッションが続きます。このプログラムの中で、自分の限界を超えましょう!

【Day 3】

「竹中平蔵 世界塾 サマースクール "ChatGPT時代のGlobal Leadership Program in Tokyo"」の三日目、今日も濃密な学びを時間を過ごしました。

生成AIを専門にする先生による講義

午前中はSBIホールディングスの佐藤市雄先生による、「生成AIが金融業界に与えるインパクト」に関する講義からスタート。AIブームの歴史から、AIによって変わっていくこれからの社会の可能性、さらにChatGPTをはじめとする現在の生成AIの最前線についてご講義いただきました。


いま、大きな話題になっている生成AIの歴史や仕組み、可能性や問題点が専門家ならではの視点でひも解かれていきます。普段は聴くことのできない講義に、塾生たちの質問も止まりません。


英語レクチャー & 香港の大学生とのオンラインディスカッション

午後からは、香港とオンラインで繋いでの英語のレクチャー、そして英語での最終プレゼンのための香港の大学生とのディスカッションが続きます。まずは、伊東先生から全体に英語でのプレゼンテーションのポイントが伝えられます。

そして、香港の大学生とのディスカッションがスタート。今日は、最終プレゼンのドラフトを発表し、フィードバックをもらいます。昨日の香港の高校生とのディスカッションと同様、真剣な表情で取り組む塾生たち。


竹中平蔵教授特別講演

香港の高校生とのセッションの後は、竹中平蔵教授の特別講義が続きます。第四次産業革命、アメリカと中国の関係、ポストコロナの世界など、アクチュアルな問題に関する議論がアクティブラーイング形式で展開されていきます。

休み時間に積極的に質問する塾生。この貴重な機会を自分のものにしようとしています。


竹中平蔵教授とのディナーセッション

夜は、場所をホテルのレストランに移して竹中教授とのディナーセッションが続きます。カジュアルな雰囲気の中で、竹中教授と談笑していきます。


それぞれ、自由に話をする塾生たち。教室とは違った雰囲気の中で、話も盛りあがります。


各テーブルを竹中教授が周ります。


明日はフィールドワーク、東京証券取引所と美術館を訪問します。

【Day 4】

「竹中平蔵 世界塾 サマースクール "ChatGPT時代のGlobal Leadership Program in Tokyo"」の四日目、今日もたくさんの刺激を受けました。

東京証券取引所訪問

まずは東京証券取引所の見学からスタートです。実際の取引フロアを案内され、証券取引の仕組みやその背後にあるテクノロジーについて学びました。


株取引のシミュレーションに挑戦。仮想の資金を使い、株を購入したり売却したり、短時間のうちに、リスクとリターンのバランスの難しさを体感しました。


美術館訪問

その後は美術館へ移動。セザンヌから現代アートまでの作品に触れました。リーダーになるにはアートも重要。感性が刺激されます。


竹中平蔵教授特別講義(卒塾生登壇)

午後からは、竹中平蔵教授による特別講義。今日は、特別ゲストとして元世界塾生の先輩方にもお越しいただきました。


世界塾2期生の小杉山さん。世界塾卒業後、NY大学に進学、いまはSDGsを中心にビジネスを展開し、ご自身の書籍も出版されました。


同じく世界塾の卒業生の佐々木さん。世界塾で得たグローバルな視座をもとに、今も活動を続けられています。

早稲田塾の「期の伝承」が感じられる本日のセッション。年の近い先輩がロールモデルとして登場してくれるのも、世界塾の大きな魅力です。竹中先生の講義が続きます。


深夜のプレゼンテーション準備

8月5日からスタートした本プログラムも、明日がいよいよ最終日。明日は英語での最終プレゼンテーションです。深夜まで英語での原稿を作成する塾生たち。


【Day 5】

「竹中平蔵 世界塾 サマースクール "ChatGPT時代のGlobal Leadership Program in Tokyo"」、いよいよ最終プレゼンテーションです。

最終プレゼンテーション

「変化するこの世の中を良くするために、あなたはどんな提案をしますか?」というテーマのもと、英語で5分間のプレゼンテーションを実施しました。


各グループ、この5日間の成果を発表します。「女性の社会進出」や「AIと教育」など、様々なトピックのプレゼンが披露されます。

審査員は竹中平蔵教授、青田先生、そして世界塾の英語講師の伊東先生、さらにオンラインで参加した香港のパソナエデュケーションのクッキーさんです。みなさん、真剣な眼差しで塾生のプレゼンを見つめます。

最優秀チーム発表

最優秀チームのメンバーたち。どのチームもベストを尽くしました。この数日で、それぞれの塾生たちは驚くほどの成長を遂げました。

塾生の一分スピーチ

プレゼンテーションの後は、塾生たち一人一人の一分スピーチが続きます。プログラムを通した学びを話していきます。

先生方への感謝、そして仲間への感謝が語られます。仲間がいたからこそ、ここまで成長することができました。

先生方からの総評

最後に、先生方からの総評をいただきます。英語のセッションを担当してくれた、香港のクッキーさん。

長年世界塾生を見守り続けてくださっている伊東先生。今年の参加メンバーも驚くばかりの成長を遂げました。

グローバルな舞台でのビジネスの楽しさと厳しさを伝えてくださった青田先生。


そして、竹中先生の総括が続きます。皆さんのことを、9月から始まる後期「竹中平蔵 世界塾」でもお待ちしています。

最後は全員での記念撮影です。

このプログラムでの学びをもとに、これからの日常をより豊かなものにしていきましょう。自分の限界を越え続け、皆さんがグローバルなステージで活躍していくことを期待しています。

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