池袋校レポート
【池袋校担任助手より】現役一橋生から見た2025年度共通テストとは?
公開日:2025年01月24日
こんにちは!
早稲田塾池袋校担任助手の天野広大(一橋大学経済学部2年、東京学芸大学附属国際中等教育学校卒)です。
先日1/18,19に共通テストが行われましたね!早稲田塾の生徒の中にも共通テストを受験しに行った人もいれば、校舎で共通テスト同日体験受験をした人もいるかと思います!
今年度から新課程に入り新しい共通テストに対して注目が集まっています!
そこで今回は旧課程において共通テストを実際に受験した担任助手から見て、新しい共通テストがどうだったかを紹介したいと思います!
(※実際に私がすべての問題を解いたわけではなく、問題の質の変化までは把握できていないことに注意してください)
まず結論から言えば「出題の"内容"や"形式"に変化はあったものの、"解く"という視点では大きな変化はない」ということです!
新課程に入り、情報Ⅰや数学C、歴史の探究科目が登場しました。出題範囲に大きな変化があり、これまでの共通テストやセンター試験の過去問にはない雰囲気の問題に混乱した人もいたのではないでしょうか?
英語の大問数も私が受けた時よりも増えていました。問題量も多く、受験した人にとって苦しい試験だったはずです。
一方で、問題を"解く"という視点で問題を見ると、求められている力は大きくは変わっていないように感じました。私が受験生だったころ、共通テストの問題と向き合うときは「問題文から必要な情報だけをスキャンする」ということを意識した頭の使い方をしていました。数学であれば問題文の余計な設定は読み飛ばし、回答に必要な情報を必要になったときに抽出して活用していましたし、英語であれば穴埋めの既に埋まっている部分から必要であろう情報を予測しそれを問題文に探しに行くという方法を意識していました。言い換えれば、問題文の誘導から逆算して答えを探しに行くイメージでしょうか。時間が圧倒的に足りない中で、情報の取捨選択を確実に行うことが必要不可欠である点は同じようです。
大事なのは、膨大な情報から必要な情報を抽出する情報処理能力と、把握した情報をうまく活用するための基礎学力です。これから共通テストで高得点を狙う皆さんはこの2つの能力を意識してトレーニングをするとよいでしょう!
しかし、こういった能力だけが大学入試において必要とされているわけではありません!国公立二次試験における小論文や国語、歴史の論述試験では限られた文字数で正確に事実と主張を要約することが求められます。
早稲田塾では小論文の授業はもちろん、東進講座を通して一般選抜における科目の成績向上に務めることができます。
毎年様子が変化し続ける共通テストですが、早稲田塾生は盤石の準備を今のうちからしておきましょう!
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