新宿校レポート
~新宿校新人担任助手紹介~西口直樹編
公開日:2025年07月06日
京都大学医学部在学中の新宿校担任助手、西口さんから、担任助手紹介が届きました!!
医学部志望者必見!!
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こんにちは
今年度から新宿校で担任助手になりました、西口直樹です(京都大学医学部医学科一年、筑波大学付属高等学校卒)。
▼早稲田塾に入った理由
高校生活での様々な活動を生かしたいという思いと医学部受験の面接対策を進めたいという思いから入塾を考え始めました。
早稲田塾の魅力は、徹底的に自分の過去を見つめなおし、納得いくまで真摯に話し合いをしてもらえることです。
そして、受験や大学生活だけでなく、その先の人生設計までを含めた進学指導ならぬ本当の意味での進路指導をしてくれることです。
早稲田塾は、医師としての人生設計をする場所としても最適だと考え、早稲田塾に入塾しました。
▼研究テーマ
私の研究テーマは「ウイルスのエントリー機構の分子解明と感染阻止」です。
ウイルスは、宿主細胞の膜上に存在する受容体をウイルス表面のSたんぱくやMたんぱくを介して結合し、細胞内に侵入します。
感染症の発症は、この初期ステップであるエントリーにかかっていることが多く、ここを標的とすることは感染制御において極めて有効です。
高校時代はエボラ出血熱などの高レベルのウイルスに興味を持っていましたが、今現在では私は特に、HBV(B型肺炎ウイルス)などをモデルに、ウイルス表面たんぱく質と標的細胞膜たんぱく質との相互作用を、X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡法などの構造生物学的手法を用いて詳細に解析したいと考えています。
さらに、将来的には得られた知見をもとに、ウイルスの侵入を阻止する分子をスクリーニングし、創薬へとつなげていくことを目指します。
このテーマに興味を持ったきっかけは、国際医療に尽力された中村哲先生の活動を知ったことでした。
アフガニスタンでハンセン病などの感染症と戦う人々のために尽くされた姿に強く心を動かされ、感染症に苦しむ世界中の人々を救える医師・研究者を目指したいと考えるようになりました。
▼塾生時代にやってよかったこと・受講してよかった講座
私が受講してよかったと思う講座は「SDGs探求学習プログラム」です。
この講座では、正解のない問いに対して、たった5分間という限られた時間の中で思考を巡らせ、アイデアを出し、それを文章としてまとめるという作業を繰り返しました。
自身の今までの経験や知識を組み合わせていく作業は本番の面接の想定外の質問に対応する力の養成につながったと思います。
また、毎回の授業での緊張感のある環境で発表する経験は、面接に向けた良い実践の場にもなっていました。
特に印象的だったのは、オンラインであっても「本番と同じ意識で臨むことの大切さ」を実感したことです。
私は塾生時代、この講座に参加する際には、気持ちを引き締めるために毎回着替えをし、身だしなみを画面越しの見え方にも気を配るようにしていました。
そうした準備や意識を含めて、学びの深い経験になったと思います。
▼得意科目・分野
科目:体育(競泳・ラグビー・ボート)
分野:医生物(ウイルス)
▼最後に
自分の軌跡を残しましょう。考えたこと、ふと思い立ったこと、経験したこと、その時感じたこと、すべてをメモに残して自分のモノにしましょう。
受験前には何度も何度も提出書類を書くことになります。多くの人に添削してもらうと思います。そのすべてを記録しましょう。
書き直してどんどん良くなることもありますが、元の状態に戻ってしまう時もあります。
そんなときは自分の記録を見てまた戻って考え直してみてください。
皆さんと早稲田塾の先生・担任助手はワンチームです!!!
最後までともに駆け抜けましょう!!