広報部からのお知らせレポート
【開催レポート Part.3】特別公開授業「AIU×ICU×APU 国際系人気3大学シンポジウム ~真の国際人になるために~」
公開日:2026年03月27日
2月28日(土)、特別公開授業「AIU×ICU×APU 国際系人気3大学シンポジウム ~真の国際人になるために~」が開催されました!
前回の記事では、国際基督教大学についてご紹介させていただきました。【前回の記事はこちら】
今回ご紹介するのは京都にある立命館との姉妹校APUこと立命館アジア太平洋大学です。
25周年を迎えたAPUが所在するのは大分県別府市。“湯は別府”というキャッチフレーズがあるように、温泉の地に佇みます。そのため毎日温泉に入る学生もいるとかいないとか。

さて、そんなAPUの最大の特徴は、学生のうちの半分(約6500名)が海外からの留学生であること。
ここでポイント1つ目。
留学生が多いという特徴は、他の大学のパンフレットでも見かけることがあるかもしれません。
しかし、そこに大きな穴があることをご存じでしょうか。
通常留学生とは、学部を終えて海外での経験をしてみたいと考える大学院生が多いのです。そのため、全体での留学生が多くても、実際に皆さんが大学時代に関わる機会があるかどうかは、また別の話になります。
しかしAPUは、学部生の約半分が留学生。(大学院だと、約98%)
みなさんが四年間一緒に過ごす同じ空間に、ここまでの留学生がいる環境はAPUならではの強みです。
ポイント2つ目は、9割の授業が英語と日本語の両方で開講されていること。
私の通う大学では、日英どちらかの言語でしか開講されないことも多いので、学生のプレッシャー面から見ると、とても助かる授業体制ですね。
伊藤氏は、英語開講の授業について熱い思いを語ります。
英語開講の授業では、世界中の学生が集います。そのため、各々の育った環境や価値観からそれぞれ異なる意見が出てくる。その中には驚くようなとんでもない意見が出ることもあります。しかし、それに対して否定する者もいない。意見を受け止め、対話する。それこそが多様性の大きな力である。
そうして議論した先のゴールが、必ずしも1つの結論にまとまるわけではありません。
崩壊したまま授業が終わることもある。しかしそれは、今日の世界とまさしく同じ。
いろんな意見がある中で、自分はどういうスタンスをとるかが重要なのです。
さらに、伊藤氏は、世界GDPシェアの推移を提示します。
日本のシェア率は年々下がってきている。これを見てみなさんは、絶望と捉えて終えてしまいますか?
日本から一歩外に踏み出して、アジアで括って見ればどうでしょう。
シェア率は着々と成長していることが分かります。
ここで自分をアジア人と捉え、チャンスと踏み込めるかどうかが皆さんの未来を大きく左右していくかもしれません。
つまり、今求められる力は、世界を知り、世界の同世代と体温を合わせること。
そのためには必ず、経験が必要です。
そしてそのツールとして、英語が必要。
日本のパスポート普及率はたったの17%ほどです。
世界の一次情報がない環境で、教室で講義を聞くだけで国際関係や世界のことを学ぶことは本当に可能なのでしょうか。
世界のことを知るためには、実際に話し、対話や議論を積み重ね、我々の当たり前と彼らが違うことを体験しなければいけません。
そして、そこで見出した違いに対し、お互い認めていく力を養っていくのです。
伊藤氏は、彼らの中で私たちの当たり前は検証されるべきであり、これは知識があってもトレーニングを積まなければ難しい、と言います。
国際的な学びをする場所とはどういうことなのか。
ここまでで浮かび上がってきた大切な要素を身に着けるために何が必要か。
APUは国際大学としての使命を持って逆算してカリキュラムを生み出してきました。
学部に関係なく全員が受講する多文化協働クラスでは、60分のグループワークを行い、国籍の壁を越えて、共に課題に取り組む経験を積み重ねます。1年生は全寮制。全国・そして世界中から学生が集う環境で、24時間、日常生活でも多文化環境に身を置くことが可能です。
真の国際的な学びとは何か。
それを実現させるための体験できる環境と、学びが、APUにはあるのです。
最後に伊藤氏はこう結びます。
テレビで討論しても世界は変わらないかもしれない。
しかし皆さんの年代で、ご飯を食べながら食堂で話す一日一日が、
宗教や、文化の違いを乗り越えられる可能性なのではないか。
教室でまとまらなかった議論はカフェテリアで続き、会話の中で溶けていきます。
大学だけではなく、卒業したその先にどういう未来を築いていきたいか。
世界を見据える皆さんへ届ける力強いメッセージでした。
さて、APUの特徴と魅力は伝わったでしょうか?
早稲田塾では、APUに現役合格を果たした先輩へのインタビュー記事も掲載しています。
興味のある方はそちらもぜひチェックしてみて下さいね。
【記事】
次回はシンポジウム番外編。会場にいる生徒からの質問に対する回答とメッセージをご紹介します。
引き続きお楽しみ下さい!