自由が丘校レポート

自由が丘校 新人担任助手紹介 #野杁七葉

こんにちは!自由が丘校担任助手の野杁七葉(東京都立豊多摩高等学校卒・上智大学総合人間科学部社会学科1年)です。


私は推薦入学試験(公募制)で上智大学に合格しました。

研究テーマは「女性活躍推進社会において性別役割分業意識が残り続ける社会構造について」です。

女性活躍推進社会は女性に男性と同じように働く機会を与える一方で、「家事・育児は今まで通り女性の仕事」と女性に二重の負担を与えたとの見方もあります。

女性自身の考えとして多くの子供を持つ女性は「母親である自分がやらねば」という認識が強いという研究結果があります。

そこで、どんなに制度や社会規範が変化してもこの「性別役割分業意識」が残る限り女性の負担は変わらないと感じ、研究対象が個人ではなく社会である社会学を通じて研究したいと考えています。


私は併願校も含め、総合型選抜と推薦入学試験(公募制)の両入試で合格をいただくことができました。

そんな私の合格の勝因は2つあります。

まず1つ目は「継続して努力したこと」です。

その前に、努力するとはいったい何なのか、考えたことはありますか。

一概に断言はできませんが、私は「結果がどうであれ、他人に胸を張って話すことができる行動」だと考えています。

総合型選抜の面接で「コロナ禍だからこそ、努力したことやそれにより成し遂げたことはありますか」と聞かれました。

そこで、有識者の方と話すことのできる『未来発見プログラム』に積極的に多数参加したことと、制限がある中でどのように行事を実現するか奮闘した行事委員長の経験の2つを話しました。

行事委員の活動では制限もあり、できなかったことのほうが多かったです。

それでも、なんとか諦めなかった気持ちや他学年とのかかわりを後から振り返ると「ぜんぶ無駄ではなかった」と自信を持って言えます。

新型コロナウイルスの影響で思い通りに学校生活が送れた人のほうが少ないはずです。

その中で自分は何ができるか、考え、行動したこと、すべてが努力だと思います。

続いて、2つ目は「物事をつなげる力があったこと」です。

私は高校1年生から『未来発見プログラム』にあわせて6つ参加しました。

実際に研究テーマに直接結びついたものはその中のいくつかであっても、選択肢や引き出しがたくさんあることは私にとって心強かったです。

何より、その経験や気づきが自信になります。

高校3年生になって、今までのプログラムでの学びを紙に書き出していました。

それは視点を変えてみると、当時の自分がマーカーを引いてなかった部分に驚きを覚えたり、学びを見つけたり、すべてのプログラムが今の自分の自己アピールや志望理由書を形作っているなと確信しました!


今までの学びや自分の探求を不安に思い、疑ってしまうときがあったら、まず全部紙に書き出しましょう。

その時の自分の気づきや驚きを思い出すことで必ず「一貫性」のあるストーリーになります。

ぜひ、立ち止まったら気軽に声をかけてください。

「自分が気づき、感じたこと」は誰にも否定できません。

なぜこの大学に行きたいか、なぜこの探究を自分がする必然性があるのか、言葉にしてください。

ぜひ、私に聞かせてください!

皆さんと同じ温度で頑張ります。

一緒に頑張りましょう!

早稲田塾自由が丘校の詳しい情報はコチラよりご覧いただけます!

また早稲田塾では最新の大学入試情報や早稲田塾のカリキュラムについてお伝えする説明会も実施中です 。お申し込みはコチラから。

個別の面談を希望される方はコチラよりお申込みください。

早稲田塾では現役合格した先輩のインタビューを紹介するYouTubeを始めました! 動画の閲覧はコチラから!