池袋校レポート

小論文の書き方①~基本的なポイント編~

こんにちは!担任助手の小野美涼(慶應義塾大学1年、都立日比谷高校卒)です。

いよいよ夏休みを迎えて、高3生は志望理由書の執筆、高2,1生は小論文の夏期講習や論文コンテストの課題執筆に追われている頃かと思います。

そこで、高校時代、毎日新聞論文コンテスト予選通過もした小野美涼流の小論文の書き方をご紹介したいと思います!




小論文を書く上で、次の2ステップを踏むことが大切です!

①書く前に構成を考える

②結論先行型で構成を立てる

これらのステップについて詳しく説明していきます!


①書く前に構成を考える

皆さん、小論文を書く際、なんとなく思ったことを書いていませんか?

小論文で重要なのはなんといっても明確な構成立てです。

まずは、「構成を立てる!」そのステップを必ず踏むようにしましょう。


②結論先行型で構成を立てる

次に、構成を具体的にどう立てるのかについてお話します。


突然ですが、みなさんが第一志望校に合格したことを誰かに報告するとき、第一声でなんと言うでしょうか?

恐らく、ほとんどの人が「○○大学受かった!」というはずです。

そして、そのあとどのような経緯があったのか、苦労したことなどについて詳しく話すのではないでしょか。


論文もこれと同じで「一番つたえたいこと」を先頭に持ってくることがポイントです。

小論文の場合、「結論→結論の説明」の順番で論を立てることで、読み手に何が伝えたいのか明確になります。


例えば、「コンビニでのビニール袋有料化」についての賛否の意見を求められている場合、

1文目:私はコンビニでのビニール袋有料化に反対だ。(結論)

2分目:たしかに、現在、プラスチック廃棄物が問題視されており、飲食代では紙ストローの使用が進んでいる。(結論の説明①=譲歩)

3文目:しかし、新型コロナウイルスが蔓延し、衛生的な観点で気を配ることが求められている今、ビニール袋を有料化すべきではない。(結論の説明②=理由)

このように論を立てて小論文を書いていきます。


以上が基本的な小論文を書くポイントになります。

次回は小論文の完成度をより高めるためのコツをご紹介したいと思います!

ぜひ、そちらも併せてご覧ください。


そして、私は小論文の基礎を早稲田塾での講座で学びました。

みなさんも毎回の小論文の執筆に命をかけて、日々成長し続けましょう!


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