柏校レポート

ポートフォリオを充実させる夏にしよう! 粟根裕理編

みなさん、こんにちは!

柏校担任助手の粟根裕理です。

(中央大学文学部人文社会学科フランス語文学文化専攻美術史美術館コース、普連土学園高校卒)


本日は、私の夏休みの探究についてご紹介します!

私は「これからの日本の美術館のあり方について」を探究していました。

幼いころから美術やアートが好きだったのですが、美術館に対する思いにほかの人とのギャップを感じ、このテーマで探究することを決めました。

研究を進めるにあたり、文献での情報集めはもちろん、現地調査やインタビューボランティア活動にも足を運びました。

その中から私の取り組みをご紹介します!探究を頑張るみなさんの参考になればうれしいです!


①文献からの情報集め

私は、文献調査を中心に探究を進めていました。

夏の時期は、図書館に入り浸って何十冊も本を読んでいました。そして、自分の探究につながりそうな内容は、A5サイズのノートにメモしていました!(同時に、その時の感想や気づきも書き込んでんいました) あとで見返したときに文献から得た情報を忘れないように、また提出書類を作るときに役立つようにです!

本から得られる情報は新しい発見や奥深い研究ばかりで、私に力を与えてくれました!読むのに時間がかかるので早めから取り掛かるのが吉ですよ!

★読書に苦手意識があるみなさんは、その本の中で一番読みたいページから、すき間時間で読むことから始めてみましょう!


②現地調査

美術館では、各地で魅力的な企画展が開催され、教育普及プログラムや講演会、ガイドツアーなど様々なイベントも開催されています!

教育普及を対象としたどのようなイベントや企画展が開催されているか、まずはホームページでチェックしました。その中でいくつかのイベントに訪れ、また、来場しているほかの参加者にや年代、なぜそのイベントに参加したか、などをインタビューしました。企画展に訪れた際は、美術館側の来場者に向けたアプローチ方法の工夫を探すようにしていました。文献上では分からない発見が多くあり、自分の足を使って聞き込みに行くことはとても大切だと実感しました。また、自分もイベントの参加者となったことで、参加者目線での疑問点や改善点などが浮かびました。

一度美術館に行くと、ほかの美術館の企画展やイベント情報も多く入ってくるので、次へのアクションが起こしやすくなりました。さらに、美術館や画家の名前を知っているだけでも親近感や好奇心が湧くので、文献での探究も楽しくなっていきました。

★現場での発見は今後の研究を進めていくうえで大きなキーワードとなります。メモの準備は必須です!参加する際は、このイベントを通してどのようなことを知りたいのか、明確にしておきましょう。


③ボランティア活動

私は、高3の4月からアート施設でのボランティア活動を始めました。施設自体は美術館ではないものの、美術の楽しさを地域市民に伝える、広めるという点では私の探究活動と合致していました。幅広い世代の方々と同じアートという趣味でつながりあったり、子供たちのアート体験のお手伝いをしたり、市民の方が楽しんでくれるような企画を出したり、と参加者側では絶対に見られなかったパイプや景色に出会うことができました。私にとって、大きな経験を与えてくれたボランティア活動には現在も継続して参加しています!

実際に、私の志望した大学では、ボランティア活動の経験が必須条件になっていたので、その点でも長期的なボランティア活動は塾生の皆さんにおすすめしたいポートフォリオの一つです。



以上三点が私の探究活動になります。出願まであっという間です。一日一日を大切に取り組みましょう!

大学では高校生の時の探究が必ず活き、大学生活が一層楽しいものになりますよ!

今年の夏は探究活動を活発にして、進化し続けるポートフォリオを作っていきましょう!



塾生のみなさんへ、この夏の第一歩

高2・1・0年生→ポートフォリオ作成指導に参加しよう。

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