横浜校レポート
【志望校を悩んでいる人必見👀】実はあなたにピッタリな〇〇学! ~社会福祉編~
公開日:2025年02月28日
こんにちは、早稲田塾横浜校担任助手の渡邊春菜(上智大学総合人間科学部社会福祉学科2年・横浜緑ケ丘高校卒・早稲田塾44期生)です。
今回は、実はあなたにピッタリかもしれない意外と知られていない学問、社会福祉学について紹介します!
みなさん、「社会福祉」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
福祉と聞くと介護や年金を思い浮かべると思います。しかし、福祉はそれだけではありません!
そこで、社会福祉学を語る上で大切なポイント3つをお伝えします✨
①社会福祉は人々の生活を支えるセーフティーネット!
日本における社会福祉はいわゆる健康的で文化的な最低限度の生活から落ちこぼれてしまった人を支えるための社会保障の仕組みの一部です。
近年、ライフスタイルやライフコースの多様化に伴い、人々が生活するうえで陥る社会的リスクも多様化してきました。これまで、人々の生活を支える主な仕組み(社会保障のセーフティネット)は年金や国民健康保険、雇用保険といった社会保険と条件を満たせば受けられるが抵抗感が伴う生活保護の2つでした。しかし、それだけでは対応しきれないリスクに対応するために社会福祉の仕組みが整えられていきました。
②日本でいう社会福祉とは国際的にいうソーシャルワークの一部!
ソーシャルワークという考え方は何か生活に困難を抱えている、社会的に弱いとされる立場にある人の視点に立つことで社会をよりよくしていくヒントが得られるといったものです。
日本ソーシャルワーカー協会のソーシャルワーク専門職のグローバル定義によると、「ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学、および地域・民族固有の知を基盤として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける」ものです。
ソーシャルワークの考え方に習って日本の社会福祉の現場でも、個々人が抱える生活課題を人と生活環境の接点に働きかけながら解決していくということや、個々人の抱える課題から社会をよりよく変革していくのがソーシャルワークの役割であるということを大切にしています。
③国の制度の主な対象は、児童、母子、高齢者、障害者、生活困窮者。でもそれだけじゃない!!
日本の社会福祉の主な対象としては、児童、母子、高齢者、障害者、生活困窮者が挙げられていて、それぞれに対して現金での給付やサービスの提供等が行われています。しかし、社会福祉が対象とするのは制度と制度のはざまに陥ってしまって困難が深刻化してしまっている人です。最近では多様な性・ジェンダーに関する課題(LGBTQ+、DV、性被害等)、海外にルーツを持つ人の課題、雇用に関する課題についても福祉の分野で注目されています。日々生まれている新たな課題に取り組んでいくのが社会福祉になります。
いかがでしたでしょうか。社会福祉に対するイメージが少しでも変わったとしたら嬉しいです!
ぜひ、社会福祉についてさらに詳しく調べてみてください!興味をもった方はぜひ校舎でお声がけください~!
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