横浜校レポート

Welcome横浜校★新担任助手紹介~筑波大学・松長かのん編~

自分の「好き」を洗い出す受験


こんにちは、松長かのん(現在筑波大学人文文化学群・比較文化学類1年・早稲田塾43期生)です。

私が筑波大学のAC入試に提出した研究のテーマは「日本のオリジナルアニメーション映画に見られる特有の自然観とは」というものです。

えっアニメ?国公立の研究テーマで?とびっくりされる方も多いかもしれませんね。
私も初め、単純に「好きなもの」だったアニメ一本で、ここまで突き詰めて、それだけを武器に第一志望校に合格できるなんて考えもしませんでした

ですがその「好き」を曲げずにブレずに全力で進み続けた結果、私は筑波入学後も見据え続けられている未来につながる最高の受験を経験することが出来ました。



私が早稲田塾に入学したのは高校2年生の冬。
その時点では研究テーマも決まっておらず、お世辞にもやる気にあふれた塾生とは言えませんでした。
というのも、私の中で受験は「大学に気に入ってもらえる自分を準備するもの」という印象が強固だったのです。


「好きなことを研究テーマに」と言われても、学問らしくしようとすればもっと難しい題材をメインに据えて、私の本当に好きなアニメや物語については抑えるべきなのでは?そんなイメージが拭いきれませんでした。



しかし、塾での面接で筑波大学のことを紹介され、知っていくと驚く事実がたくさんありました。


まず、アニメーションという研究としての歴史のとても短い対象を、しっかり研究できるコースが比較文化学類に存在したこと。
筑波大学の学問領域はとても広く、比較文化だけでも6つの領域、17のコースがあり、自分の興味関心から細かく進む道を選ぶことができます。


さらに、他学群の授業も自由に取れるため、創作者の目線からも研究の幅を広げるための芸術科目や思想、日本社会そのものについての学問なども積極的に取ることができるという点は私にとって魅力的にすぎました。


筑波大学を第1志望にしてからは、夏までじっくりかけて研究テーマを洗練させていきました。

広く「物語」「アニメーション」と言っても、その中の何に自分は最も心惹かれているのか。

合格のその先で、自分が本当にやりたいことは何なのか。

総合型学校推薦型選抜特別指導SDGs探究学習プログラム&ポートフォリオ作成指導など、様々な形で自己表現を重ねていく中で、「大学のため」の対策と言うよりも、自分の「好き」をどんどん削り出していく作業をしていきました。

他の塾生や担任助手、講師の方々との対話の中で自分でも気づいていなかった自分を知ったことも多くありました。

すべてが自分の好きなものについての努力なので、ひたすらに楽しかったことを覚えています。


  正直なことを言えば、総合型の選抜は狭き門ですし、簡単な道ではありません。

どれだけ努力しても、絶対に受かるという確信を持てることはありません。

しかし、自分の研究テーマを追求することは、その体験そのものが自分の「好き」を深め、その好きを将来にすることの出来るとてもとても貴重なものだと思います。

本気で「好き」を貫きたい、今は分からない自分の「好き」を見つけてみたい、


そんな人はぜひ早稲田塾でそのお手伝いをさせてもらいたいです。


☆早稲田塾からのお知らせ☆

現在、早稲田塾では、総合型・学校推薦型選抜の受験を検討してみたい!という方向けにオンラインにて説明会を行っています。

「総合型・学校推薦型選抜ってそもそも何?」という方、大歓迎です!

最新の大学入試情報を知らずに一般入試のみの受験をするのはもったいない!是非、この機会にご参加ください。詳しくはコチラ


【関連記事】

横浜市立南高校のMさん、筑波大学人文・文化学群・比較文化学類にAC入試で現役合格!

【SFC志望必見】未来構想キャンプ「WS04 未来の言語学習をデザインする」体験記 ~藪優果編~

Welcome横浜校★新担任助手紹介~横浜国立大学・大竹絢子編~