四谷校レポート
【私の推し大学】早稲田建築とは?簡単にご紹介編
公開日:2024年08月02日
みなさんこんにちは!
早稲田塾四谷校担任助手の藤井結(早稲田大学創造理工学部)です。
私が所属する、”わせけん"こと 早稲田大学創造理工学部建築学科の紹介をします!
早稲田建築志望の方はもちろん、建築志望の方に建築学生の様子をシェアします🙋♀️
早稲田建築は、西早稲田キャンパス(理工)です。西早稲田駅から直通、JR高田馬場からも近くて便利な土地にあります。
普段は西早稲田駅から直接大学に向かっていますが、建築学生は街を歩くべきだ、という教授からのご指摘もあり、、天気のいい日や少し散歩したいときには高田馬場駅から歩いています☀️
早稲田建築の特徴は、名物授業の設計演習やグループ課題もある設計製図が挙げられます。
特に学部卒業においては、早稲田建築は卒業論文と卒業制作を二つ行うのが特徴です。卒業制作では通常個人での設計なのに対して、早稲田建築は専門分野の異なる3人で設計を行います。
学部1年
学部1年は、入試早々製図の基本的な線の引き方から実際にキャンパスの図面を書いたりします。実際に早稲田大学の建築物の図面をかいたり、早稲田の敷地に設計を行う機会がありました。実際の構造や寸法を想像することができたり、キャンパスを違う目で考えられます。
↑西早稲田キャンパス51号館 (この空間を図面表現する課題もありました)
学部2年
大学2年では、3人一組で早稲田地域の様々なポテンシャルを発見し、それらを建築設計に落とし込みます。
個人製作と違って、議論を積み重ねることの重要性だったり人それぞれの思考法がわかって面白かったです。
建築を考えるうえでどういった空間体験が行われるのか、言語化しようとすると難しかったり、絵や建築ソフトを利用して表現する楽しさを実感できます。
設計課題では図面や絵はもちろん、模型によるプレゼンテーションが重要です。周辺敷地をどこまで表現するかや建築デザインに合ったテクスチャー、色合いを研究したりと工夫しがいのあるものです。
↑西早稲田キャンパス 設計課題の講評準備中
図面や絵を使ったプレゼンテーション資料と模型を用いてプレゼンテーションを行ったり、教授から質疑応答・クリティークを受けることで新たなステップアップにつながる体験はとても刺激的です。
学部3年
学部3年では、本格的に建築設計が行われます。
前期では、図書館・美術館の設計を行いました。規模も大きく戸惑うことも多かったですが、毎日のように大学にこもって作業するのはとても興味深いし、友人と切磋琢磨する時間が楽しかったです(つらいですけれど)
↑模型が提出されている様子
設計演習って?
設計演習は早稲田建築伝統の授業で、私が高校生の時から受講を夢見ていた講義です!
設計演習は建築・計画の枠を超えたデザイン・アートを課題を通して自身で理解していく課題だと思っています。毎週違う課題が出題され、立体・映像・デッサンなど幅広い表現方法で、学生の個性あふれる作品に刺激を受けまくりでした。
建築の設計を行いながら、並行して設計演習のデザイン系課題を行うのはとても難しくて、興味深くて、楽しい時間でした。
早稲田建築では、設計演習で製作された学生の作品を毎年出展しています。ぜひチェックしてみてください!
最後に
総合型・学校推薦型選抜入試である創成入試で提出した資料を作るうえで、苦戦したこと、工夫した点が大学での創作物のクオリティーなどに繋がっています。早稲田建築を志す皆さんも、一生モノだと思って資料や研究テーマへの探究に勤しみましょう!