全校からのお知らせレポート

【薬学の世界へようこそ!】未来発見プログラム『スーパーメディカルサイエンスプログラム』レポート⑤

担任助手の濱田です。

東京理科大学野田キャンパスで行われている『スーパーメディカルサイエンスプログラム』のフィールドワークは、8/8(木)にとうとう最終日を迎えました!

最後の大きなイベントは、プログラムの成果を発表する最終プレゼンテーションです。


午前中はプレゼンテーションに向けて最後の追い込みです。

スライドの見やすさを追求したり、リハーサルをして気になった部分を修正したりしていました。



午後はいよいよ本番。

各班10分で、アスピリンとアセトアミノフェンの合成過程や、得られた化合物の構造決定、それらを利用した生理活性の測定結果と考察を発表しました。




塾生からも質問の手が多く挙がり、質疑応答の15分間もあっという間。

その発言の多さと内容の深さに、秋本教授も「私の出る幕がありませんでした」と驚いていたほどでした。



どのグループも時間をかけてたくさん考え、手を動かし、勉強をした成果のプレゼンは甲乙つけがたいものでしたが、

先生方の審査を経て、最優秀賞と優秀賞の表彰が行われました。

最優秀賞はCグループ。多角的な考察と視認性の高いプレゼン資料が印象的でした。



優秀賞はDグループ。実験への理解の深さのみならず、他のグループに対する質問の鋭さも印象的でした。



修了式も行われ、参加した塾生の全員が青木教授から直接サーティフィケート(修了証)をいただきました



このプログラムを通して、

「薬学って楽しい!」

「こんな世界があるんだ!」

「もしかして私研究に向いている?」

「難しいけどだんだんわかってきた!」

などの塾生の嬉しそうな声がたくさん聞こえました。


『スーパーメディカルサイエンスプログラム』は、

理科が好きな人、実験が好きな人、考えることが好きな人は特に楽しめる内容です。

「薬学」という言葉の先入観にとらわれず、来年からも沢山の塾生にこのプログラムに参加し、充実した学びを得てほしいと願っています。


青木教授と青木研究室の皆さん、秋本教授と秋本研究室の皆さん、学びと発見にあふれた5日間をありがとうございました!




過去のレポートはこちら↓

第1講(7/13)

第2講(8/5)

第3講(8/6)

第4講(8/7)