全校からのお知らせレポート
【薬学の世界へようこそ!】未来発見プログラム『スーパーメディカルサイエンスプログラム』レポート⑤
公開日:2024年08月11日
担任助手の濱田です。
東京理科大学野田キャンパスで行われている『スーパーメディカルサイエンスプログラム』のフィールドワークは、8/8(木)にとうとう最終日を迎えました!
最後の大きなイベントは、プログラムの成果を発表する最終プレゼンテーションです。
午前中はプレゼンテーションに向けて最後の追い込みです。
スライドの見やすさを追求したり、リハーサルをして気になった部分を修正したりしていました。
午後はいよいよ本番。
各班10分で、アスピリンとアセトアミノフェンの合成過程や、得られた化合物の構造決定、それらを利用した生理活性の測定結果と考察を発表しました。
塾生からも質問の手が多く挙がり、質疑応答の15分間もあっという間。
その発言の多さと内容の深さに、秋本教授も「私の出る幕がありませんでした」と驚いていたほどでした。
どのグループも時間をかけてたくさん考え、手を動かし、勉強をした成果のプレゼンは甲乙つけがたいものでしたが、
先生方の審査を経て、最優秀賞と優秀賞の表彰が行われました。
最優秀賞はCグループ。多角的な考察と視認性の高いプレゼン資料が印象的でした。
優秀賞はDグループ。実験への理解の深さのみならず、他のグループに対する質問の鋭さも印象的でした。
修了式も行われ、参加した塾生の全員が青木教授から直接サーティフィケート(修了証)をいただきました。
このプログラムを通して、
「薬学って楽しい!」
「こんな世界があるんだ!」
「もしかして私研究に向いている?」
「難しいけどだんだんわかってきた!」
などの塾生の嬉しそうな声がたくさん聞こえました。
『スーパーメディカルサイエンスプログラム』は、
理科が好きな人、実験が好きな人、考えることが好きな人は特に楽しめる内容です。
「薬学」という言葉の先入観にとらわれず、来年からも沢山の塾生にこのプログラムに参加し、充実した学びを得てほしいと願っています。
青木教授と青木研究室の皆さん、秋本教授と秋本研究室の皆さん、学びと発見にあふれた5日間をありがとうございました!
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