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総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
生徒会活動は推薦入試で有利になるの?
生徒会経験者は本当に推薦入試で有利なの?
生徒会の経験は、確かに主体性が問われる推薦入試において有利です。ですが、「生徒会に所属していた」という事実が有利になるというよりは、生徒会でどのような活動をしたのか、またそこから何を学んだのかといった成長の軌跡が評価されます。つまり、生徒会をやっていなくても、部活動やボランティア活動などの課外活動で学んだことを語ることができれば、誰でも推薦入試で合格できる可能性はあるのです。
推薦入試で生徒会活動を活かすには?
リーダーシップや協働力など、様々な力が求められる生徒会活動。推薦入試において魅力的に生徒会活動の経験をアピールするため、3つのポイントを押さえておきましょう。
① あなただけの気づきや考えを大切にしよう!
様々な活動をしていく中で気がついた、自分自身の発見を言語化しましょう。苦難に陥った際にどのようなポジションでその危機を乗り越えたかなど、あなたの言葉で語れるようにしましょう。特に、生徒会での活動内容は覚えているものの、その時に感じた自分の思いや考えは案外すぐに忘れてしまうもの。いつでも見返せるように、言語化してまとめておきましょう。
② 自分だけの成長軌跡を描こう!
生徒会活動を通して、自分自身がどのように成長したのか、考えてみましょう。どのような経験から、どんなモチベーションで頑張ることができたのかを説明することで、大学側はあなたのパーソナリティを知ることができます。たとえその活動が失敗に終わってしまったとしても、そこからどう成長したのか、成長のストーリーを描けるようにしましょう。
③ アドミッションポリシーを確認しよう!
ただ闇雲に生徒会で行ってきた活動を羅列するだけでは一貫性がありません。推薦入試での自己アピールにおいては、自分自身と大学のアドミッションポリシー、また大学で学びたいことのマッチングをアピールする必要があります。活動を通して得た力を大学でどう貢献できるのか、また学んだことをどのように大学で活かしていきたいか、生き生きと語る必要があります。
推薦入試において最も重要なのは「生徒会の中で、自分自身がどのような思いを持って活動しているのか」考えること。一口に「生徒会」といっても、生徒会に入るまでの思いや、活動していく中でのモチベーションは人それぞれ異なります。個人の多様性を重んじる推薦入試では、このような自分だけの活動が評価されます。つまり、ただ生徒会に属していたことが実績になるのではなく、どのような考えを持って行動してきたのか、あなたのパーソナリティを表現することが大切なのです。
生徒会などの課外活動の活かし方
学業以外での活動や体験を指す「課外活動」。学内、学外問わず、ボランティアや習い事、講座など、全て課外活動に含まれます。生徒会以外にも、推薦入試で活かすことのできる課外活動は多くあります。
目に見える実績がなくても、活動から学んだことや大学とのマッチングができていれば、推薦入試で合格を掴み取ることは可能です。自分自身の活動やそこにかける思いなどを自己分析し、あなただけのストーリーを描いて大学にアピールできるようにしていきましょう。
「自分の興味関心にあった課外活動が分からない」「そもそも学びたいことのイメージが湧かない」というみなさんへ