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総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
スポーツ推薦だけではない!スポーツ経験を活かせる入試とは?
はじめに
「幼少期から頑張ってきたスポーツの経験を大学入試で活かしたい!」
「大会での実績を活かせる大学はある?」
スポーツの経験を活かせる入試と聞くと、いわゆる「スポーツ推薦」を思い浮かべる人も多いと思います。
しかしスポーツ経験者には、スポーツ推薦以外の「総合型・学校推薦型選抜」にも大きな可能性があることをご存じですか?スポーツの実績や経験を活かせる入試は、実はたくさんあるのです。
今回はスポーツに打ち込んできた方に向けて、「スポーツ推薦」だけではない総合型・学校推薦型選抜の可能性と、受験までのステップについてお伝えします!
また、私大総合型・学校推薦型選抜合格実績No.1の早稲田塾では、合格のチャンスを広げるためにするべきこと、出願までのロードマップを1日無料体験にてご紹介しています。総合型・学校推薦型選抜を活用するには、入試情報の収集がカギを握ります。是非お気軽にお申し込みください。
スポーツの経験は総合型選抜にどう活かせる?
総合型選抜は、「あなたがその大学で何を学び、将来どのように活かしていきたいのか」を強く問われる入試です。提出書類や面接、小論文など様々な試験を組み合わせ、1人1人を丁寧に評価していきます。
スポーツに打ち込んできた人が、この総合型選抜で強い理由は2つあります。
・自己アピールに繋がる
→忍耐力や計画性など、スポーツで得た経験値から自分自身について語れる
・将来を考えるための引き出しが多くある
→スポーツ経験をもとに、自分の興味関心や将来の方向性を考えられる
総合型選抜でアピールできるのは、活動内容や大会実績だけにとどまりません。スポーツ経験を軸に、自分がこれから学びたいことや将来の目標までを考え、それらを書類や面接を通して伝えていくことができるのです。
スポーツ経験を活かして総合型選抜にチャレンジした先輩は、
・その競技の技を向上させるためのメカニズム
・スポーツ発展のためのマーケティング
・チームや組織作りのためのコミュニケーション
など様々な研究テーマ(志望理由書等に記載する、自分が大学で学びたいもの)をもって合格をつかみ取っています。
スポーツ推薦と総合型選抜の違い
スポーツ推薦と総合型選抜は、志望理由書や面接など課される試験は似ていますが、評価されるポイントが異なっています。
スポーツ推薦:対象スポーツの成績・実績
総合型選抜:大学で学びたいことや将来の目標と、アドミッションポリシーとのマッチング
スポーツ推薦では、出願要件として「全国大会〇位以上」などの基準が定められていることが多いほか、対象のスポーツが決まっているため、マイナースポーツの場合出願できる大学が狭まる可能性が高いです。
一方、総合型選抜で課される出願要件は評定平均や英語資格などで、出願要件が少ない大学もあります。スポーツに特化した学部においても、実績や成績の基準が定められていることはほとんどありません。つまり総合型選抜は、誰にでも合格のチャンスがある入試なのです。合格の可能性を広げるためにも、自分に合った総合型選抜を今から見つけていきましょう。
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「スポーツ経験はどう活かせる?」
総合型選抜に向けて不安な方は、早稲田塾のオンライン説明会にご参加ください。
「私にもこんなにチャンスがあるの?」と、オンライン説明会で初めて知って合格する先輩続出!スポーツ推薦だけでない、様々な可能性をご紹介します。 気になる大学入試の最新情報を手に入れて、総合型選抜に向けての一歩を踏み出しましょう。
スポーツを活かせる入試例
「スポーツの成績だけでなく他の部分も評価してもらいたい」
「出願できる大学の幅を広げたい!」
このように考えるスポーツ経験者に向けて、スポーツ経験を活かせる総合型選抜の入試例をご紹介します!
出願要件:「志望理由や入学後の構想が明確であり、第一志望としていずれかの学部での勉学を希望する者」(評定平均は問わない)
試験内容:提出書類(志望理由書や自由記述)、面接
point: 評定平均等の出願資格がないため、「SFCで学びたい」と思う人であれば誰でも出願できるのがポイント。「学業以外の諸成果」を多面的に評価しており、志望理由書や活動報告書、任意提出資料でこれまでの経験を自分なりに価値づけしアピールできます。
試験内容:提出書類(志望理由書、自己推薦書と資料)、個別面接、口述試験
point:特別な出願要件が設定されておらず、誰しもに合格のチャンスがあると言えます。「問題解決能力」を評価する入試であるため、自己推薦書の比重が極めて高いです。継続的な活動における問題発見と解決の過程を説明できることが重要です。
試験内容:提出書類(活動報告書、調査書など)、小論文、面接試験
point:「スポーツの分野で都道府県レベル以上の大会においてベスト8以上の成績を収めた者」「芸術分野で優秀な成績を収めた者」などいくつかの出願要件があり、そのうちのいずれかに当てはまれば出願することができます。面接試験にはプレゼンテーションやディスカッション等も含まれるため、スポーツウエルネス学部で学ぶにあたっての知識や考え方を身につけることが重要です。
スポーツの経験を活かして大学に現役合格した先輩の例
森航希くん 慶應義塾大学 環境情報学部(夏秋AO)
桐蔭学園高校ラグビー部出身
僕の高校は文武両道がモットーで、所属していたラグビー部も強豪校。チームの分析班にも所属し、夜な夜な対戦相手の映像を見ながら攻撃の研究をしていました。 総合型選抜を受験しようと決めたのは、自分のラグビー経験を活かしたかったから。「日本ラグビーの発展と向上」という研究テーマに決め、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」でスタッフや大学生の担任助手からアドバイスを受けながら研究を進めていきました。慶應の環境情報学部には、スポーツバイオメカニクスを専門としている教授がいるので、そこを意識し、最後までモチベーション高く出願書類をまとめることができました。今はプレイヤーとして頑張りたいですが、将来は動作分析の研究を活かして人材を育成する立場になりたいです。
宇治川立樹くん 青山学院大学 地球社会共生学部(自己推薦入試)
駒澤大学高校サッカー部出身
通っていた高校は大学附属でしたが、もっと自分の可能性を広げたい、学びにあった大学を選びたいと外部受験を決意。ずっとサッカーをやってきたので、そこから得た経験を活かした受験がしたいと、総合型選抜に興味を持ちました。 早稲田塾のサポートは、本当に手厚いと思います。研究や資料集めに行き詰まっているとき、講師は論文検索のコツや、参考になる本を勧めてくれました。担当の担任助手はスポーツをやっている人でもあったので僕の思いに共感してくれて、それが志望理由書の厚みにもなりました。将来の夢は、スポーツの力で貧困に苦しむ人たちを救うこと。そのためにどのようなアプローチができるのか、大学で学んでいきたいです。
今から総合型選抜に向けてのステップ
スポーツに打ち込んできた人にとって一番大切なのは、「今までの経験を、語れる経験値にすること」です。スポーツ経験で学んだことは何か?練習ではどのような工夫をしてきたか?などをまずは振り返り、丁寧に言語化していきましょう。そうすることで、自分が大切にしている価値観や軸、興味関心などが少しずつ見えてくるはずです。
そして、前述したように総合型選抜で強く問われるのは「大学で何を学び、将来どのように活かしたいか」です。経験から言語化したものをもとに、自分が大学で学びたいことを考えていきましょう。