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2022年度からスタートした「総合的な探究の時間」。自分の興味を見つけ、テーマを設定し、それに関連する本を読んでみたものの、内容がよくわからないという経験をした人も多いのではないでしょうか?
しかし、研究を進めるためには、その基礎となる知識、つまり先行研究を理解することが不可欠です。研究したいテーマも、その分野への深い理解から初めて具体化されるのです。
そこで今回は、「参考文献をどのように読むと理解しやすくなるか」をテーマとして解説します。
探究学習において、文章を読むことは避けては通れません。少しの工夫で効果的に文章を読み、より質の高い探究学習を目指しましょう!
探究学習を進める際には、さまざまな種類の文献を適切に活用することが重要です。
新書、専門書、雑誌論文、そしてインターネット上の論文など、それぞれの文献は書かれた目的や内容の質が異なります。 これらの文献を適切なタイミングで読むことで、研究がよりスムーズに進みます。
新書は、一般の人にも理解しやすいように書かれたもので、特定の領域についての概要や歴史を知ることができます。専門性には欠ける場合がありますが、広い視点からその分野を理解するのに役立ちます。
専門書は、すでにその分野についてある程度の知識を持った人向けに書かれています。いくつかの論文を筋道立ててまとめたものであり、情報の鮮度は落ちることがありますが、専門性は非常に高いです。
雑誌論文は、定期的に最新の研究や情報が発信されるもので、専門性の高い内容が多く含まれています。補助知識がほとんどない中で語られるため難解ですが、その分野の最先端の情報を得ることができます。雑誌ごとの条件で選抜された論文がまとめて掲載されています。
論文は、研究者が自らの研究成果と主張を発信するために書かれたものです。インターネット上で閲覧可能な論文も多くありますが、その信憑性には注意が必要です。大学生の卒業論文からプロの研究まで、査読済みのものとそうでないものが混在しているため、信頼性を見極めることが重要です。
文献の種類によって得られる情報のレベルは異なります。研究の目的や段階に応じて、適切な文献を選びましょう。
おすすめの順番は、情報が広く簡単なものから、狭く深いものへ進めていくことです。
文献の読み方は人それぞれです。大事なのは、自分に合った読み方を見つけること。
探究学習においてもテーマや探究方法は多岐にわたり、自分に合ったスタイルを実践を通じて見つけることが重要です。
現役大学生が現在どのように研究を行い、文献を読んでいるのかについてインタビューしました。
その結果をもとに、ここでは文献の読み方の事例を3つ紹介します。
これらを参考に、自分に合った方法をぜひ見つけてみてください。
私は、文献を読む際に常に目的を意識することを大切にしています。自分のテーマに完全に合った文献は存在しないことが多いため、参考文献に引っ張られてテーマがぶれることも少なくありません。どのような結論に到達したいか、研究の目的を明確に持つことで、それを防ぐことができます。
また、著者のバックグラウンドを把握し、この文献から得られる情報を予測しながら読み進めます。この読み方の良い点は、文献一つ読むにも時間がかかるため、著者のバックグラウンドを通して文献の内容をイメージしやすくなり、文献選びの失敗を防げることです。さらに、著者のバックグラウンドを理解することで、著者がどのような思考の流れで主張しているのかを正確かつ迅速に把握できるようになります。
私は、変化の激しい技術系の理系分野を研究しているということもあり、基本的には論文を中心に読んでいます。
書籍は技術力向上のために利用していますが、研究テーマを探す際には論文がベースです。
自分のテーマに関連する有名な国際学会を調べ、そこで受賞している論文を読むことで、信憑性の高い最先端の研究を常にアップデートしています。
論文を読む際は、一気に全てを理解しようとせず、15分程度で各セクションの概要を把握し、自分の研究テーマとの関連性を確認します。時間をかけて読む必要があるか、概要の把握のみで十分であるかを見極めることが重要です。
私は、文書を読む際にその理解の過程を書き起こすようにしています。特に文書の展開を図にすることで、自分が考えたことや気づいたことを区別しながら記録します。
この方法の良い点は、なんとなく理解していたつもりでも、実際には理解できていなかった部分を自覚できることです。さらに、このプロセスを通じて思考の仕方が身につき、本の内容を忘れても、自分の書き起こした図を見ればだいたいの内容を思い出せるため、考察を書く際などの参考にもなります。
この読み方は、「頭で理解する」というよりも「身体で理解する」方法です。文書の展開を書き起こすことで、インプットしながらアウトプットすることができます。ただ読むだけでなく、自分の考えを記すことで、著者の思考をより深く理解できるのです。
大学生になると、多くのレポートや論文を書くことが求められます。仕事においても、与えられた情報を理解し、自分の意見をわかりやすく伝える能力が重要です。また、何かを深く理解することは、現代社会の見え方をより深くする手助けになります。「総合的な探究の時間」では、「生きる力」を育むことを主軸に、社会で求められる力の育成を目指しています。文書を読む力は一生ものです。そして、読む力は書く力にも直結します。
探究学習は、主体性が非常に重要です。自分の取り組み次第で、探究学習がただの形式的なものに終わるか、それともその後の人生に大きな影響を与える価値あるものになるかが決まります。今年の探究学習では、自分なりに工夫し、読む力と書く力を身につけ、その後の人生を豊かにしましょう!!
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