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【2026年度最新版】大学受験はいつから何をする? 1年間のモデルスケジュールをご紹介!

長期間の対策が必要となる大学受験ではスケジュール管理がとても重要です。しかし、いつから何を始めたら良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、高1.2年生のうちにやるべきこと、総合型選抜を視野に入れながら受験を進める場合のモデルスケジュールをご紹介します。ぜひ、ご自身の勉強計画に役立ててください!
高1・高2の時期は何をしたら良いの?
大学入試は、早めの対策がカギとなります。まずは大学受験を効率よく乗り越えるために、高1・高2の時期にやっておいた方が良いことをご紹介します!
1. 英語資格の取得
英語資格を取得しておくと、総合型選抜での出願条件をクリアできるだけでなく、一般選抜においても「加点」や「英語の試験免除」など非常に有利になります。時間に余裕のある1・2年生のうちに英語資格を取得して、合格の可能性を増やしましょう。また、英語資格取得のための勉強は大学受験にもつながっており、早いうちから周囲と差をつけるチャンスです。
2. 授業の予習・復習
大学受験は高校3年間の学びを測るものです。1・2年生のうちから苦手を作らないように、授業の予習・復習はしっかり行いましょう。また、小テストなども真面目に勉強すれば受験生になってから大きく役に立ちますよ!
3. さまざまな活動や体験
部活動に打ち込んだ経験やコンテストへの参加は総合型選抜において強いアピールポイントになるだけではなく、出願できる入試を増やすことにもつながります。たとえば、早稲田大学先進理工学部の総合型選抜では、数学オリンピック予選合格など一定の条件を満たしていないと出願ができません。ほかにも、スポーツの大会で実績を残すことや大学が主催するサマースクールへの参加が出願資格となっている入試もあります。大学の入試要項を読み、積極的に挑戦してみましょう。
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4. 小論文対策や模試
総合型選抜は比較的早い時期に行われる入試のため、1・2年生のうちに小論文の対策をしておくと良いです。また、模試などで大学入試の雰囲気を早めにつかんでおくと、本番で緊張せず最大限の力を発揮できるのでおすすめです。
受験生のモデルスケジュールをご紹介!
次に、受験生の1年間の勉強計画をご紹介します。今回は、総合型選抜をうまく利用した受験スケジュールを3つ紹介しますので、ぜひ自分に合った活用方法を見つけてください。
1.一般選抜対策を進めつつ、総合型選抜で年内に決めたい場合
まずは、一般選抜の対策を行いつつも総合型選抜で第1志望の大学に合格することを目標とした場合のスケジュールです。このスケジュールの魅力は、総合型選抜で合格できれば、年内に第一志望校への入学が決まる点です。
10月までは、総合型選抜に重きを置きつつ一般選抜対策として基礎問題(英文法問題、学校で購入した問題集の問題、共通テストレベルの問題)を解きます。そして総合型選抜が終わったら、共通テストと一般選抜の対策を集中的に行います。一般選抜対策の応用問題は、記述解答式の問題、一般選抜レベルの問題を想定しています。また、夏休み中に一般選抜の過去問を解いておくと目指すべきレベルが明確になるのでおすすめです。
2.総合型選抜でおさえて、本命の国公立を受験する場合
次に、総合型選抜でおさえの大学の合格をもらったうえで、一般選抜で本命の国公立大学を受験する場合のスケジュールです。総合型選抜で進学先をおさえておくことで、一般選抜の対策は本命の大学だけに集中できるという点が魅力です。
総合型選抜の直前はそれだけに集中できるように、早い時期から共通テストと一般選抜の対策をしておくことがコツです。特に共通テストは受験する科目数が多いため専用の参考書1冊を完璧にするイメージで勉強すると効率が良いです。また、国公立大学の一般選抜後期日程は小論文や面接が課されることが多いため、総合型選抜対策を最後まで役立てることができる点もうれしいポイントです。
3.共通テストありの総合型選抜を受験する場合
最後に、共通テストありの総合型選抜を受験する場合のスケジュールをご紹介します。
総合型選抜の中には、最終選考で共通テストを課すものがあります。せっかく書類審査や小論文試験を通過しても最終選考の共通テストで不合格となってしまってはもったいないです。そこで、このスケジュールでは基礎問題と共通テスト対策に力を入れている点がポイント。基礎を固めることからはじめたい受験生にもおすすめのスケジュールです。
一般選抜と総合型選抜は両立できるの?
一般選抜と総合型選抜を両立することに不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
しかし、うまく両立をして合格を勝ち取った先輩たちはたくさんいます。
ポイントはやはり早めの対策とスケジュール管理。
ゆとりをもった計画を立てましょう!
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おわりに
今回は高校1・2年生のうちにやっておくべきことと、受験生の1年間のモデルスケジュールをご紹介しました。総合型選抜の活用のしかたは様々だということがお分かりいただけましたか?
今回ご紹介したモデルスケジュールはあくまで1つの例です。ぜひ、これらのスケジュールを参考に、自分なりの計画を立ててみてください!
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