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総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
プレゼンテーション型の入試とは?総合型選抜のプレゼンテーションでおさえておきたいポイントを徹底解説!

はじめに
総合型選抜では、「あなたがその大学で何を学び、どう将来に活かしていきたいのか」という意欲や情熱が重要視されます。特にプレゼンテーション型の試験では、提出書類だけでは伝えきれない知識と熱意を主体的に伝えることが重要です。しかし、面接官の前で長時間話すのは緊張してしまうもの。プレゼンテーション型の総合型選抜には抵抗がある、という高校生も多いと思います。
そこで今回は、プレゼンテーションのコツと対策方法を解説します。魅力的なプレゼンテーションで志望大学合格を目指しましょう!
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総合型選抜におけるプレゼンテーションとは
そもそも、プレゼンテーションとは「特定のテーマの情報を伝え、相手の理解や行動を促す情報伝達手段」のことです。つまり大学入試におけるプレゼンは、「あなたがその大学で学ぶのに相応しい人物であることを伝え、それをもとに大学側がその大学で学ぶのにふさわしいか判断するためのもの」ということになります。出題形式や求められる知識は大学・学部によって様々ですが、基本となるのは問いの理解、適切な情報の取捨選択、独自の発想の3点です。後ほど、これらの詳しい内容についても解説します!
プレゼンテーション試験を課す大学と出題例
プレゼンテーション型の試験といっても、スライド資料を準備して挑むものからその場で出されたお題についてプレゼンするものまで形式はさまざま。ここではプレゼンテーション試験の形式を3つの大学を例にご紹介します!
受かるプレゼンテーションとは?
先にも述べた通り、プレゼンテーションの基本は問いの理解、適切な情報の取捨選択、独自の発想です。プレゼンテーションでは話の主役が自分のため、自分の伝えたいことだけを話してしまいがちです。聞き手が何を求めているのかをじっくり考えて、あくまでも問いに対する回答を作りましょう。また、限られた時間で最大限の情報を伝えるためには情報の取捨選択が重要になります。たとえば自分の活動実績をアピールする場合は入学後の学びにつながるエピソードのみをチョイスして深堀りするなど、何を伝えて何を伝えないのかを適切に判断することが重要です。特に「伝えない」という選択をすることは勇気がいりますが、これができればまとまりのあるプレゼンテーションができます。
最後に、一般的な事実だけを並べるのではなく、あなたの経験やそれらの事実からあなたが何を考えたのかを含めることを心がけましょう。これからの時代に必要な思考力・発想力をアピールすることができます。このとき、実験についてのプレゼンでは事実と考察を分けて話すように注意するとより論理的なプレゼンができます。
わかりやすい説明の構成として広く知られているのがPREP法です。PREPとは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論) の頭文字のことで、この流れで説明をすると相手の理解を得やすいというものです。最初と最後に結論を持ってくることで、話している最中に何の話をしているのかわからなくなってしまった、という事態を避けることもできます。
内容や構成だけでなく、資料や話し方もプレゼンの評価を大きく左右する要因の一つです。大きな声で堂々と話したり、ジェスチャーを入れたりすることで信頼感を与えることができます。さらに、表情を豊かにすることを意識すると、自然と声に抑揚が出て聞き手の興味を引くことができます。
資料作成でも情報の取捨選択が求められます。スライド資料では特に重要なポイントを絞ってシンプルにまとめることがコツです。何を伝えるためのスライドなのかを明確にしてから一枚一枚のスライドを作成するとよいでしょう。また、色を使いすぎたり人の目線の流れに反したレイアウトにしたりしないよう注意しましょう。
効果的な対策方法は?
1.経験を積む
プレゼンテーションの上達において最も重要なことは経験を積むことです。一人で練習を積むことも力になりますが、やはりおすすめは人前でのプレゼンです。まずは友達や先生など身近な人へのプレゼンを通して自信をつけていきましょう。慣れてきたらプレゼンのコンテストなどにも積極的に参加してみてください。プレゼンの経験が豊富な高校生はそう多くないので、経験を積むことで差をつけることができますよ!
2.たくさんのプレゼンを見る
プレゼンの経験を積むことと同じくらいプレゼンを見ることも重要です。上手な人のプレゼンを見てテクニックを盗んだり、自分のプレゼンを録画して上手な人と比較してみることであらたな改善点を見つけ出すことができます。
3.第三者の意見を聞く
問いへの回答が正しくなされているか、必要な情報のみで構成されているかなど自分では気づくのが難しいことは第三者の意見を聞きましょう。先生や友達、親などなるべく多くの人の意見をとりいれることでより良いプレゼンテーションを作成できます。特に、自分の志望校に合格した先輩の意見を聞けると心強いです。
4.短いプレゼンを何度も繰り返す
これは特に、課題がその場で与えられる形式の入試に挑戦する方におすすめです。様々な課題について短いプレゼンを作ってみることで、課題が与えられた時に何を考えるべきかという思考のプロセスを整理することができます。短いプレゼンから始めることで考え方の枠ができて、長いプレゼンにも対応できるようになります。
プレゼンテーション型の試験を乗り越えた先輩たちの声


立教大学社会学部
十文字高等学校出身
穐吉沙月さん


横浜市立大学国際商学部
日本大学高等学校出身
左近麗咲子さん


横浜国立大学教育学部
桐光学園高等学校出身
飯島明日香さん
おわりに
今回は総合型選抜のプレゼンテーションについて解説しました。
プレゼンテーションでは問いの理解、適切な情報の取捨選択、独自の発想が基本です。今回ご紹介したポイントをもとに練習を重ねて合格を掴みましょう!
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