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総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
【2026年度最新版】総合型・学校推薦型選抜と一般選抜はどっちを受けるべき?両方受ける際のポイントも解説!

年々募集人員が増えており、大学入試の主流にもなってきている総合型選抜。
興味はあるものの「一般選抜との両立が不安でなかなか踏み出せない」、「総合型・学校推薦型選抜と一般選抜のどちらを受けるべきかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では総合型・学校推薦型選抜と一般選抜の両立を成功させるコツや先輩たちの体験談をご紹介します!
総合型・学校推薦型選抜と一般選抜は両立できる?
総合型選抜での受験を考えている人にとって一般選抜と両立できるかどうかは気になるところだと思います。
結論から述べると、総合型選抜と一般選抜の両立は可能です。むしろ、総合型選抜で合格した人のほとんどは一般選抜の勉強もしていたのではないでしょうか。学力があることは、総合型選抜でも強みになります。
総合型選抜だけの対策に絞ると、万が一失敗してしまった時に、そこから新たに一般選抜の対策を始めるのは時間的に大変です。一方で一般選抜のみにすると、試験当日の一発勝負となるため、体調を崩してしまったり思うように力を発揮できなかったりといったリスクが考えられます。
そのため、総合型選抜と一般選抜の対立構造で捉えるのではなく目標を持ちつつ両方の対策を進めるのが良いといえるでしょう。
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スケジュール管理のコツは?
何年生から始めるのがベスト?
活動実績や探究の成果が合否の鍵を握る総合型選抜では早めの対策が重要です。実際、高1から始めれば夏休みに時間をかけて活動や探究をすることができますが、高2からになると出願まで1年を切ってくるので、使える時間が限られてきてしまいます。したがって、対策は総合型選抜を視野に入れ始めた時点から始めるのがベストということになります。
総合型・学校推薦型選抜対策と一般選抜対策のバランスは?
どちらか一方の入試対策に偏ってしまわないように、それぞれの入試の勉強をどれだけするのか決めておきましょう。例えば、「1日1時間以上は探求を進める時間をとる」、「1週間のうち2日は総合型選抜の対策をする日にする」など具体的に時間や日にちを設定するとバランスを保つことができます。出願時期や本番から逆算して今の自分にあった勉強時間を設定しましょう。
スケジュールを立てるときに気をつけるべきことは?
モチベーションを保って対策を進めるコツは?
全く異なる評価基準の入試対策を同時並行で行うとなるとやるべきことが増えるため、モチベーションの維持が重要になってきます。モチベーションを保ちつつ対策を進めるためのポイントは以下の3点です。
1.大学入学後の自分を想像する
大学入学後の自分を想像することで、合格したいという気持ちが強まることに加え、大学について調べ考えることを通して自分のやりたいことを明確にすることができます。特に総合型選抜ではその大学で学びたい理由や将来像が選考を左右するため、将来の自分を想像することは非常に重要です。また、志望校に合格した先輩の話を聞くことで具体的な想像ができ、モチベーションが上がるだけでなく貴重な情報を手に入れることもできます。
2.進捗を確認しながら入試対策をする
総合型・学校推薦型選抜と一般選抜では、選抜方法や評価基準が異なるため、対策においてもそれぞれ特徴があります。総合型・学校推薦型選抜は、答えのない問題に自由な発想で取り組める反面、自分自身の進捗がわかりにくいという面があります。一方で一般選抜は、答えを導くために知識を身につけたり似たような問題を繰り返したりするのが大変な反面、自身の成長を模試などによって測ることができます。
両立の際はこれらの違いを活かして、自身の成長に不安を感じたときには一般選抜対策、暗記や問題演習に飽きたときは総合型選抜対策のように、心的になるべく負担のない形で対策を進めることがポイントです。
3.日常や勉強のあらゆることを入試対策ととらえる
先述したとおり、総合型・学校推薦型選抜と一般選抜では選抜方法も評価基準も全く異なります。しかし、総合型選抜のために探究学習で様々な論文を読み読解力が向上したり、一般選抜のために語彙力や教養を高めたことで、小論文で内容の濃い文章を書けるようになったりとそれぞれの対策は互いに良い影響を与えています。さらに、総合型選抜では部活動や委員会など日常での活動も入試につながる可能性があります。あらゆることが入試につながっていると考えると自然とモチベーションも上がってくるのではないでしょうか。
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合格を掴んだ先輩たちの体験談
学校の勉強や委員会活動などと、塾の勉強を両立するために、時間管理を徹底し、早稲田塾のオンライン授業も活用。一般選抜も視野に入れていたので、英語と世界史にも力を入れ、英単語の暗記や教科書の繰り返し読解などを計画的に進め、総合型選抜の準備との両立を図っていました。
上智大学に合格できた勝因は、世界史や英語など一般選抜の勉強も並行して行ってきたことが大きいと思います。上智の公募制は、評定平均や英語資格など、学力を重視している推薦入試です。私は高1の頃からコツコツと基礎学力向上に取り組んできました。定期試験や朝行われる小テストで良い成績を取るため、計画的な勉強は必須。将来を見据えた場合、総合型選抜の対策も一般選抜の対策も相互扶助的な関係にあり、どちらも欠かせないと思いました。
私は学校から帰宅したら一般選抜の勉強をして、その隙間時間で探究テーマを深めるということをルーティン化しました。チャンスが増える分、合格の可能性を広げられるので両立はメリットでしかないと思っています。
おわりに
今回は総合型・学校推薦型選抜と一般選抜の両立方法をご紹介しました。
早めの対策と自分にあった時間配分、メリハリのある学習ができれば総合型・学校推薦型選抜対策と一般選抜対策を両立させることができます。
また、それぞれの入試の評価基準は全く異なるものの、読解力や文章力の面で互いに良い影響を及ぼす可能性もあります。
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