AO・推薦入試No.1の早稲田塾講師がお届けする
総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
【2027年度最新版】法学部では何を学ぶ?おすすめの大学・入試まとめ
法学部と聞くと「弁護士を目指す人が行くところ」「暗記が多そう」といったイメージを抱く方が多いかもしれません。法学部ではたしかに法律の専門知識が身につきますが、法学部の本質はそれだけにとどまりません。法学部で磨かれる論理的思考力はあらゆる分野で武器となります。
この記事では、法学部で実際に学べることや主な就職先、おすすめの大学・学部をわかりやすく解説します。納得のいく大学選びの参考にしてください。
また、私大総合型・学校推薦型選抜合格実績No.1の早稲田塾では、総合型選抜出願までのロードマップや合格のポイントを1日無料体験にてご紹介しています。総合型・学校推薦型選抜を活用するには、入試情報の収集がカギを握ります。是非お気軽にお申し込みください。
法学部では何を学ぶ?
リーガルマインド
法学部の最も大きな目的は、リーガルマインド(法的思考力)を養うことです。これは、公平さを重んじて先入観にとらわれず、物事の本質を見極める姿勢を指します。 法学部では、過去の裁判事例を読み解き「なぜその判断が下されたのか」を深く考察する判例研究や、特定のテーマについて学生同士が議論し合うゼミなどを通じて、この力を実践的に鍛えていきます。
法学部で学ぶ法律の基礎
法学部の学びの土台となるのが、私たちの社会生活を支える根幹「基本六法」と呼ばれる6つの法律です。まずは基礎知識を固めたうえで、関心に応じて応用科目や専門分野へと学びを広げていきます。
| 憲法 | 国の最高法規で、国の統治機構や国民の基本的な権利・義務を定めています。 |
|---|---|
| 民法 | 私権に関する法律で、契約や財産の取引、結婚・離婚、相続など個人間のルールを定めています。 |
| 刑法 | 犯罪と刑罰を定めた法律です。何が犯罪となるかを定義し、社会の秩序を守ります。 |
| 商法 | 企業活動に関する法律で、会社の設立・運営や株式取引など、ビジネスのルールを定めます。 |
| 民事訴訟法 | 個人や企業間のトラブルを、裁判所で解決するためのルールと手続きを定めた法律です。 |
| 刑事訴訟法 | 犯罪の嫌疑をかけられた人を公正に裁くため、刑事裁判の組織や手続きを定めた法律です。 |
応用的な分野としては、労働法、租税法、知的財産法、経済法などさまざまな分野が挙げられます。
法学部に属している主な学科
法学部には、一般的に複数の学科が設置されています。それぞれの特徴や学びの違いを見ていきましょう。
法律の理論や解釈を深く求める学科です。基本六法を徹底的に学び、過去の判例から問題解決の手法を身につけます。将来、法律の専門知識を活かす職業につきたい人や、法の運用に興味がある人に向いています。
選挙制度、国際政治、行政の仕組みなど、政治に関する幅広い知識を学びます。ルールそのものを対象とする法学に対し、政治学では「そのルールをどう作り、動かしていくのか」というプロセスに重点をおいて学びます。
基本的な法律の知識に加え、国際公法や国際私法、比較法など、グローバルな法務にまつわる分野を専門的に学べる学科です。ボーダレス化が進む社会に対応するため、英語による専門科目や留学制度を充実させている大学が多く見られます。
法と政治の視点を交差させながら、地域社会や国家の課題解決を考える学科です。行政学、法律学、政治学、経済学などを基礎に、公共政策の立案や効果を分析する実践的な力を養います。
法学部志望の人におすすめの大学・学部
ここからは、法学部志望の人におすすめの大学・学部を紹介します。
・東京大学法学部
東京大学法学部では、司法・行政・立法という複雑な、そして人々の生活・人生・生命に直接関わる重大な現象を、多種多様な角度から学びます。そして、学生は、法的思考や政治学的識見の基礎を、自らのものとすることが期待されています。第1類(法学総合コース)、第2類(法律プロフェッション・コース)、第3類(政治コース)の3つの類が置かれていますが、法学部の類は、他学部の学科のように高い障壁で区切られたものではなく、履修の仕方により、どの類にいてもかなり似た学習ができるようになっています。
学校推薦型選抜
合否判定は、まず提出書類・資料によって第1次選考を行い、第1次選考合格者に対して小論文と面接による第2次選考を実施します。提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で最終合格者を決定します。面接はグループディスカッションおよび個別面接を行います。また、共通テストは6教科8科目又は7教科8科目で、概ね8割以上の得点であることが目安となっています。
・一橋大学法学部
一橋大学法学部は、教育目標として、第1に、法律学・国際関係論の基礎知識及び思考方法を確実に習得させること、第2に、幅広い教養を系統的な視点から習得し、人間性豊かで学際的知識を身に付けた教養人を養成することを掲げています。一橋大学はリベラルな学風で幅広い分野に活躍できる人材の育成に力を入れています。例えば、経済学部と連携した「経済学副専攻プログラム」や、英語授業・海外交流を主とした「グローバル・リーダーズ・プログラム」などが実施されています。また、法科大学院と提携した「法曹コース」では、司法試験合格に向けた一貫的な教育プログラムを受けることができます。
学校推薦型選抜
第1次試験は共通テストの得点で合格者が決まります。第2次試験では推薦書、調査書などの提出書類ならびに小論文、面接試験及び共通テスト試験成績により入学者を決定します。出願要件としては英検1級などの外国語資格試験の取得が求められています。
・千葉大学法政経学部
千葉大学法政経学部は、日本や世界がどのような仕組みで動いているのかを理解し、その上でこの現代社会と自分がいかに関わっていくのかを学生が主体的に探究することを可能にする土台作りを目指しています。法学コース、政治学・政策学コース、経済学コース、経営・会計学コースが用意されており、各分野の専門性を軸にしつつ、コース横断的な学習機会も設けています。法曹志望者とそうでない学生とでは授業に求める内容・質が異なることから、それぞれの学生のニーズに応じたカリキュラムを実施しています。
総合型選抜
出願要件にはIELTS4.5以上、英検2130点以上など英語検定試験における条件を満たしている必要があります。第1次選抜は提出書類および面接によって合格者が決まり、そのうち共通テストで「数学Ⅰ,数学A」と「数学Ⅱ,数学 B,数学C」の得点が75%に達した者を最終合格者として決定します。
・慶應義塾大学法学部
慶應義塾大学法学部は、法律を専門に学ぶ法律学科と、政治を専門に学ぶ政治学科の二つの学科にわかれています。法律学 ・ 政治学に関する高度の専門性をもつ「スペシャリスト」であることに加え、 幅広い知識をもつ教養人である「ジェネラリスト」としての素養も兼ね備えた人材の育成をめざしています。 法律学・政治学の主専攻と並行して、人文科学や自然科学の領域を 副専攻として学ぶことのできる制度も用意されています。
FIT入試
FIT入試は大学と「勉強したい」学生との間の良好な相性(fit)を実現しようとする入試方式です。成績不要のA方式と4.0以上の評定平均が求められるB方式の2種類があり、提出書類の内容なども若干異なっています。選考方法も方式によって異なりますが、書類選考、論述試験及び面接試験等で合格者が決まります。
・上智大学法学部
上智大学法学部の特徴は学部独自の専門プログラムで多様な進路に対応していることです。法科大学院と連携して法曹を目指す5年一貫の法曹コースや国際関係法学科に開設された英語による授業をコース科目として設置した特修コースAQUILA(アクィラ)などがあります。また、法学部には法律だけではなく、ビジネス、社会格差、国際課題、環境など、幅広い領域に関心を持つ学生が集まります。3つの学科がありますが、縦横無尽に履修することが可能です。
推薦入学試験
評定平均4.0以上かつ英語外部試験のスコアが条件を満たすことが出願要件になります。選抜方法は、書類審査と、学科試問及び面接によって総合的に判断します。学科試問では800字の小論文が課されます。
・中央大学法学部
中央大学法学部では現場での経験が豊富な実務家による授業やグローバルに活躍できる人材の育成を通して、法律的・政治的な専門知識と地球市民として必要な批判的・創造的な考え方ができる能力を育成します。すべての学科において、外国語習熟度別クラス編成、海外留学の支援等の採用、国際的視野で考える能力を身につけるための科目の設置など、国際化に対応するよう教育内容・方法を整備しています。また、少人数の演習での教育を充実し、論文作成、問題の発見・解決、ディスカッション等のトレーニングを行い、法科大学院をはじめ、どの進路に進む場合にも必要とされる能力涵養を図っています。
チャレンジ入試(総合型選抜)
多様な人々と協働して問題解決を図ろうとする人に必要とされる、すぐれた思考力、判断力、コミュニケーション能力を重視する入試形態として、書類審査(志望理由書)、講義理解力試験と面接試験が課されています。出願に必要な評定平均や外国語検定試験のスコアは定められておらず、受験者を広く募っています。
法学部で取得できる資格と主な就職先
法学部で取得できる資格
大学の授業やカリキュラムだけで直接取得できるのは基本的に教員免許(中学・高校の「社会科」や「公民科」など)です。教職課程を履修することで、学校の先生を目指すことができます。
一方で「士業」と呼ばれるような難関国家資格の多くは法学部の学びをベースにしながら、在学中や卒業後に自ら試験を受けて合格することができます。
注意すべき点は、司法試験は大学を卒業した後に法科大学院を修了(または予備試験に合格)しなければ受けられないという点です。
💡法学部の学びが活きる資格の例
司法書士:不動産や会社の登記、裁判所提出書類の作成などを行います
行政書士:官公署に提出する書類の作成や許認可申請の代理などを行います
宅地建物取引士(宅建):不動産の売買や賃貸の契約における重要事項の説明などを行います
社会保険労務士(社労士):労働・社会保険に関する専門家です
税理士・公認会計士:税務や会計のスペシャリストで、商法や会社法の知識が関連します
法学部の主な就職先
法学部での学びを活かした進路は多岐に渡りますが、大きく分けると「法曹界」「公務員」「民間企業の総合職」「士業」の4つのルートが挙げられます。それぞれの特徴と大学選びのポイントを見ていきましょう。
法曹界を目指す場合、一般的には法科大学院(ロースクール)へ進学し、司法試験の合格を目指すことになります。試験合格後は司法修習という研修や試験をクリアすることで、弁護士・検察官・裁判官として働けるようになります。
大学選びのポイント:司法試験の合格率や合格者数実績が高い大学、自身の進学希望に合わせた法科大学院との連携が用意されているかを確認しましょう。
法学部で培った法的思考力や社会の仕組みに関する知識は、公務員の仕事でそのまま強力な武器になります。国家総合職(政策の企画・立案や法整備など)や国家一般職(政策の実施や事務作業)、あるいは地域に根ざした地方公務員など、幅広いフィールドがあります。
大学選びのポイント:志望する官庁や自治体への合格実績が豊富かどうかが重要な判断基準になります。また、学内に公務員対策試験の専用カリキュラムや手厚いサポート体制が整っている大学を選ぶと安心です。
法律に関する知識や物事の本質を見極める「リーガルマインド」は、民間企業でも高く評価されます。法学部出身者には金融・コンサルティング・商社といった業界が特に人気です。契約審査やコンプライアンスなど、企業法務の視点を持った人材として活躍できます。
大学選びのポイント:将来の業界を絞り込めていない場合は、幅広い選択肢を残せる総合大学や、多様な分野の専門講義・ゼミが用意されている環境を選ぶことが大切です。
法学部での学びをベースに、在学中や卒業後に司法書士や行政書士などの国家資格を取得し、各種事務所に就職するルートです。一定の経験やキャリアを積んだ後に、独立開業を目指すことも可能です。
大学選びのポイント:各大学がどのような資格試験対策講座やサポート(学内講座や受講料の補助)を開講しているかを事前に確認して選びましょう。
法学部に合格した先輩の声
慶應義塾大学法学部
FIT入試
下川 葉夏さん
上智大学法学部
学校推薦型選抜(公募制)
西田 譲くん
関連記事
5分でわかる総合型選抜の基礎知識
早稲田大学・慶應義塾大学の総合型選抜(AO・推薦入試)を徹底解剖!
関東の国公立大学 総合型・学校推薦型選抜まとめ
医学部・薬学部・看護学部の総合型選抜の特徴と対策法を解説!
最新共通テストを解説!共通テストを利用した総合型選抜の特徴とは?
総合型選抜と一般選抜はどっちを受けるべき?両方受ける際のポイントも解説!
部活の経験を総合型選抜に活かすには?合格までの道筋を徹底解説
総合型選抜を受けるならオープンキャンパスに行くべき!参加のポイントは?
総合型選抜の志望理由書を書く前に知っておきたい!ポイントを解説!
留学は大学入試で有利になるの?留学経験を活かして総合型・学校推薦型選抜で合格する方法
スポーツ推薦だけではない!スポーツ経験を活かせる入試とは?
総合型選抜の面接試験を乗り越えるためのポイント
総合型・学校推薦型選抜と一般選抜は、本当に両立できるの?
大学入試に役立つ課外活動とは?課外活動の「見つけ方」と「入試への活かし方」を解説!
探究学習で現役合格!?探究を活かして志望校に現役合格する道筋を徹底解説!
学習指導要領の改訂で、2025年度からの入試はどう変わる?
英語資格を持っていると総合型選抜でどれだけ有利になる?
保護者の方必見!総合型・学校推薦型選抜の「今」を知る
学校推薦型選抜・総合型選抜とは?違いや対策ポイントを解説!
大学入試にも使える、「本質的な英語力」を身につける勉強法とは?
保護者世代とこんなに違う!2025年度以降の共通テストに向けて大切なこととは?
メタバースを学びたい高校生必見!おすすめの大学学部や入試をご紹介
総合型選抜における中高一貫生の強みとは?
生徒会活動は推薦入試で有利になるの?
2025年度新課程入試で共通テストは何が変わる?探究学習を活かすポイントも解説
どの学部が自分に合う?慶應義塾大学の学部の魅力と入試方式を徹底比較!
探究学習を充実させる!文献の選び方と読み方について、重要なポイントを徹底解説!
推し活が大学合格につながる!?推し活で現役合格した先輩を一挙大公開!
2025年共通テストの『数学・情報』はこう変わる!
2025年共通テストの『英語・国語』はこう変わる!
新課程入試で重要な「探究学習」を徹底解説!
総合型・学校推薦型選抜の併願はどうやって決めるべき?
2025年度共通テストの傾向を解説!【情報・英語・国語・数学】
今話題のデータサイエンスが学べる大学・学部をご紹介!
小論文対策はいつから?大学入試で課される小論文について徹底解説
指定校推薦とは?5分でわかる指定校推薦の基礎知識
リベラルアーツとは? メリットやおすすめの大学についてわかりやすく解説!
プレゼンテーション型の入試とは?プレゼンでおさえておきたいポイントを徹底解説!
大学受験はいつから何をする? 1年間のモデルスケジュールをご紹介!
倍率の高い大学は難しい?総合型選抜の「倍率」を基礎から解説!
英検2級/準1級を利用できる総合型・学校推薦型選抜をご紹介!
アドミッション・ポリシーはどう読む?大学入試に活かす分析方法を解説!
総合型選抜受験のために必要な評定平均は?評定平均を問わない大学とは?
探究テーマが決まらない高校生必読!『面白い』探究テーマの決め方とは?
探究の進め方が分からない高校生必読!探究を楽しく進める方法とは?
建築系志望におすすめの総合型・学校推薦型選抜をご紹介!
12月以降に出願可能な総合型選抜まとめ
資格を活かして総合型選抜に合格する方法
ボランティア活動を活かして大学に合格する方法
心理学部志望におすすめの大学・学部をご紹介!
農学部志望におすすめの総合型・学校推薦型選抜まとめ
地域創生やまちづくりに力を入れている高校生におすすめの入試まとめ
経済学部志望におすすめの総合型・学校推薦型選抜まとめ
11月に合格が決まる総合型・学校推薦型選抜まとめ
デザインや映像に興味がある人におすすめの芸術系大学・学部まとめ
AIをもっと世の中に溶け込む存在にしたい 慶應義塾大学 中澤仁教授 インタビュー
AI時代の社会を生き抜く知恵とは 慶應義塾大学 中澤仁教授 インタビュー


Events